「にし阿波いちごタウン」 創設に向け共同事業体コンソーシアム設立【徳島】

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徳島 2024.04.24 11:45

徳島県西部の地域の活性化を図ろうと、周年いちごの産地「にし阿波いちごタウン」の創設を目的とした共同事業体コンソーシアムの設立会が4月23日、三好市で開かれました。

この「にし阿波いちごタウン構想コンソーシアム」は、県西部に周年いちごの産地「いちごタウン」を創設し、地域への若い就農希望者の受け入れを拡大するとともに、地域の活性化を図ろうというものです。

23日に行われた設立会では、地元のいちご生産業者や県、三好市、東みよし町、JAなど加入団体の代表者約20人が参加し、今後の運営方針などについて話し合いました。

県西部では、夏から秋の気温の高い季節に、標高1000メートルの高冷地で「夏秋いちご」を、冬から春にかけては平坦地で「促成いちご」を栽培していて、一年を通していちごの収穫が行われています。

コンソーシアムでは2024年度、「にし阿波いちご塾」を立ち上げて塾生を3人程度募集し、地元の業者の元でいちご栽培の研修を行い、担い手を育成していく方針です。