「ヤットサー」阿波踊りで交流 台湾の高校生が修学旅行で姉妹校の鳴門渦潮学校を訪問【徳島】

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徳島 2024.04.18 19:27

4月17日、台湾の高校生が修学旅行で姉妹校の徳島県鳴門市の鳴門渦潮学校を訪れ、阿波踊りを一緒に踊って交流を深めました。

鳴門渦潮高校を訪れたのは台湾新竹市の高校、「成徳高級中学校」の生徒32人です。

学校は4月に発生した台湾地震の被害はなく、生徒らは16日から修学旅行で日本を訪れています。

17日は、鳴門渦潮高校の2年生と3年生約300人が参加して、歓迎セレモニーが行われました。

生徒会長の端村七聖さんが、「さらに仲良くなれることを嬉しく思います」と挨拶した後、台湾の生徒がダンスを披露して、歓迎に応えました。

このあと両校の生徒は、場所を変えて阿波踊りを体験。

有名連の阿呆連から手足の動かし方など、手ほどきを受けました。

「右、左、右、左」
「じゃ、鳴り物お願いします、はい、しっかり手を上げて、ヤットサー」

両校は10年前に姉妹校となり、生徒が互いの学校を訪問するなど交流を続けています。

最後は全員がひとつになって、ぞめきの渦を作りあげました。

「ハイ、拍手!最後はほんとにみなさんいい笑顔で、最高の阿波踊りでした」

(成徳高級中学校の生徒)
「私個人で楽しかったのが阿波踊り。とても新鮮に感じられて、雰囲気が盛り上がったし、みんないい友達になれたと思う」

成徳高級中学校の生徒たちは、18日は美馬市を訪れ、その後は関西地方などを見てまわり、4月21日に台湾に帰国します。