父は 板野高校野球部監督
長女は公式記録員
二女は城南高校野球部マージャー
  
板野高校野球部で監督を務める父哲幸さんは高校時代、蔦監督率いる池田高校で甲子園出場を経験した。自分が見た景色を生徒に見せたい、その想いを胸に監督になった。板野高校で監督15年目を迎えるも未だその夢は叶っていない。去年は目指せなかった甲子園、今年こそはと日々の練習にも熱が入る。

そんな監督には2人の娘がいる。長女彩花さんは名西高校で養護教諭として働きながら今年から県高野連の公式記録員として徳島県大会の試合のスコアをつける。二女桜花さんは城南高校3年生で野球部のマネージャー公式戦で未勝利のチーム。まずは1勝を掴みたいと選手のために鶴を折りながら二女は話す。

抽選会では板野高校が選手宣誓に、長女の勤務先の名西高校と二女の通う城南高校が1回戦で相まみえることに。姉妹対決となり複雑な思いで試合を見守る父。夏の県大会がスタートした。板野高校は初回に2点を先制し、3回には3対2とリードするも7回裏に5点の大量得点を許し結果はまさかの1回戦敗退。選手も監督も負けを信じられずただ呆然とするだけだった。続いて二女の城南高校の試合。ベンチでスコアをつける二女は試合終盤になると落ち着かない様子。5対0と追いかける展開で迎えた5回裏6点を追加し逆転。しかし、7回に再び逆転され負けとなった。夏を終えた3人はそれぞれが持つ更なる夢を追いかける。

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