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県内ニュース

2023年11月20日(月) 18:07

建築などを学ぶ高校生が木材加工の現場を見学する授業【徳島】

建築などを学ぶ高校生が木材加工の現場を見学する授業が、20日、徳島県小松島市で行われました。

この授業は、徳島科学技術高校で建築を学ぶ高校生に木材産業への理解を深めてもらおうと、県木材協同組合連合会などが実施しました。

この日は、科学技術高校の2年生・28人が小松島市横須町の「日新 四国工場」を訪れ、合板を製作する過程を見学しました。

まずは杉の丸太をかつら剥きにし、大量の薄い板を作ります。

続いて、この板を乾かして成形し、強度を出すため繊維の方向が直角になるよう交互に板を7枚重ねます。

最後に、これを圧縮して完成です。

教科書では学んだ「合板」ですが、実際に製作過程を見るのは初めてとあって、生徒らは興味深そうに見学していました。

(徳島科学技術高校・建築コース 小林隆友さん(2年))
「僕は将来、建築士を目指しているので、構造計算上で大切なものをこういうところで作っているんだなということを知り、本当に良かった」