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経済効果は約25億円 2023年の阿波踊り 2日間で事業費の約10倍【徳島】

徳島市によりますと、2023年の夏の阿波踊りの経済波及効果は、2日間で開催事業費の約10倍となる約25億円にのぼることが、大学の研究チームの調査で分かりました。 この調査は、徳島市が日本大学経済学部の研究チームに委託して行いました。 対象となったのは、2023年の夏の阿波踊りのうち、台風の影響がなかった8月12日と13日の2日間で、携帯電話の発信データを元に訪れた人の数を推計し、宿泊費などを試算しました。 調査によりますと、2日間で宿泊業や飲食業、運輸業などを中心に約25億円の県内生産を誘発していて、開催事業費約2億4000万円の約10倍の経済波及効果があったということです。 主な内訳は、宿泊業と飲食業が合わせて約9億5千万円、運輸業が約5億2千万円などとなっています。 徳島市によりますと、阿波踊りの経済効果について調査を行ったのは、1991年以来で、市はこのデータをもとに阿波踊りを県内外にアピールしていきたいとしています。

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