遠藤
水曜日、仙波教授の阿波弁講座です。
仙波先生、おはようございます。
仙波教授
おはようございます。
遠藤
さて、今週は視聴者の皆さんから寄せられた質問に仙波先生が答えてくださいます。
今からでも阿波弁に関する質問・疑問何でも受け付けます。
また、情報がありましたらそちらも大歓迎。
佐久間
電話は088(625)9999
ファックスは088(655)7676です。
遠藤
さて最初は、板野町の女性から、こんなFAXをいただきました。
【先日、県外客とお茶を飲み、おしゃべりをしていたときのこと、「部屋がごみぞうじゃけん、掃除せな汚い。」というと、「そのごみぞうって言葉、方言ですか?」と聞かれ、私、絶句してしまいました。
家族にごみぞうというと「絹子ワールドじゃ。」と笑われております。
私のまわりに2人だけ使っている人がいますが、おおかたの人は「知らん。」と言いますので、この際、ごみぞうは、方言なのかどうか、お調べください。】
先生、これ方言ですか?

仙波教授
羽ノ浦町雑誌に「ごみだらけ」の意味で「ごんぞう」が出ている。
「ごみぞう」は見つかっていないので、使っている方、ホットラインに寄せて下さい。
遠藤
では、私も「ごみぞう」使ってます、という方、ホットラインお待ちしています。
続いては、先月取り上げた「うんかごぶじ」に関してこんなホットラインをいただきました。
宗我部
(ホットライン紹介)
「うんかごぶじ」という言葉を漁師の間では「あんかごぶじ」という。
船を留めるためにいかり(あんか)をおろすとき、「あんかごぶじ」と使う】
遠藤
本来は「天下泰平とかのんき」という意味の「うんかごぶじ」を漁師さんは「あんかごぶじ」と言うんですか?

仙波教授
アンカーは英語で「いかり」のこと。船に乗る人は結構英語を使います。
「どうぞ御無事で」という気持ちで使うのでしょう。
卒論で漁師さんに風向き調査をした学生がいます。
ノースウインドとか英語で答えた漁師さんがいたそうそうです。
別に相生は山間の町だが「あんかごぶじ」をつかうようです。
遠藤
なるほど。
2007/5/2 放送 「ばらもち」に関連して・・・
次はサンキライの葉を使う「ばらもち」に関して、西日本では柏の木が少ないのでサンキライ、方言で「ばら」の葉を使うという事だったんですが、なんと神山では柏の葉を使ってました。
佐久間
(ホットライン紹介)
神山町 男性
【神山では子供時代、柏の葉で柏餅を作っていました。サンキライの葉もあって、それは「ばらのは」と言っていました。】
遠藤
ということで、なんと写真も届けてくださいました。


仙波教授
これは私も知らなかったです。
情報ありがとうございます。
身近に柏の葉があれば、西日本でもサンキライじゃなく柏の葉で柏餅を作ったんですね。
遠藤
もうひとついきましょう。
宗我部
(葉書読む)石井町の50代女性
【幼い頃、「いつまでも泣いているとがごうじが出る」とか「そんな暗いところで遊んでいるとがごうじが出る」とおどされました】
遠藤
先生、この子供を脅すときに使われた、「がごうじ」ってなんですか?

仙波教授
奈良の名刹元興寺(がんごうじ)から来ています。
元興寺の鐘楼に鬼がいたという伝説から、鬼のマネをして子供をおどすときに「がごうじ」、「がごじ」と言われるようになった。
遠藤
私は初めて聞きましたが、徳島でよく使われていたんでしょうか?
仙波教授
少なくともこの石井の女性は言っていたようです。
関西で幅広く使われたようです。
.遠藤
今日はここまで。
皆さんのホットラインがこの講座を盛り上げてくれます。
どんどん、番組に反映させていきますので、よろしくお願い致します。
来週は「ちゃかまる」を取り上げます。
仙波教授の阿波弁講座でした。
仙波先生、ありがとうございました。