遠藤
水曜日、仙波教授の阿波弁講座です。
仙波先生、おはようございます。
仙波教授
おはようございます
遠藤
今週は「うんかごぶじ」を取り上げます。
「あの人うんかごぶじやな。」という使われ方をしますが、さて、どんな意味でしょうか?
情報をお待ちしています。
佐久間
電話は088(625)9999
ファックスは088(655)7676です。
遠藤
さて、どんなふうに「うんかごぶじ」が使われているのか、東新町で聞いてきました。
(VTR)
遠藤
「うんかごぶじ」をご存じない方のほうが圧倒的に多かったんですが、使う方は、ごらんのようにいい意味にとる人と、悪い意味にとる人と分かれていましたね。
仙波教授
意味も、いろいろな受け止め方があって、私も興味深かったです。
遠藤
本来はどんな意味ですか?

仙波教授
一言で言うと「のんきなこと」。「天下泰平」。「我関せず」といったところでしょうか。
遠藤
先生、実際のところは「うんかごぶじ」っていわれて、喜んだ方がいいのでしょうか?それとも怒った方がいいのでしょうか?
仙波教授
実は徳島市内の温泉ではその名も「うんかごぶじの湯」という露天風呂があるんですよ。

経営者のお話では、お風呂に入っているときぐらい浮き世を忘れてのんびりとくつろいでほしいという気持ちで名付けたそうです。
遠藤
面白いですね。先生、「うんかごぶじ」って「温和」に「御無事」、こんな漢字を書くんですか?
仙波教授
そうなんです。

「温和」は「人の性格が穏やかなこと」そこから発展して「動作がゆったりしている」の意味で使われるようになったと思われます。
「御無事」はそのままの意味。
遠藤
なんで「おんわ」が「うんか」なんですか?
仙波教授
そこがポイントですね。
江戸時代には「おんくゎ」「うんくゎ」、両方の読み方があり、「うん」と読む方が多かった。
ちなみに和歌山などでは「おんかごぶじ」といっているらしい。
(現代使われている「おんわ」は実は日本に入ってくるのは一番古かった。)
遠藤
なるほど。
先生、なんで人によって受け止め方が違うのでしょうか?
仙波教授
人の話をする際、どういうところで問題にするかによって、けなす意味に受け止めたり、良い意味に受け止めたり、とらえ方が変わった。
(インタビューの三好市の方などは発展型)
危険がせまっているにもかかわらず、気づかずのんびりしているような場合にも使うようになった。
遠藤
ではホットラインをご紹介しましょう。
ホットライン紹介
遠藤
さて来週は「視聴者の情報から」です。
仙波教授の阿波弁講座でした。
仙波先生、ありがとうございました。