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| 遠藤 水曜日、仙波教授の阿波弁講座です。 仙波先生、おはようございます。 仙波教授 おはようございます 遠藤 今週の阿波弁は「あずない」ということですね。 今日は七五三、可愛い子供達をみていると、あどけない、可愛いな、と思いますが、「あずない」は「あどけない」とは意味が違いますよね。 仙波教授 そうですね。「あどけない」のは子供ですが、「あずない」のは大人に多いかもしれませんね。 年の割に子供っぽい場合に使いますね。 遠藤 では「あずない」に関する情報をホットラインでお待ちしています。 佐久間 電話は088(625)9999 ファックスは088(655)7676です。 遠藤 先生、「あずない」は先週の「ずつない」とは違って現在も比較的よく使われる阿波弁ですね。 仙波教授 そうですね。「あの人あずないな。」のように 日常的に使っている人が多いようです。 ![]() 以前取り上げた川島先生の阿波弁番付では、このように「へらこい」と対比させて「あずない」が出ていました。 「へらこい」は「ずるい」というような意味ですが、「へらこい」人はすかれませんが、「あずない」人はどちらかといえば愛されるタイプですね。 遠藤 では改めて「あずない」の意味をうかがいましょうか? ![]() 仙波教授 「年の割に」がついて「幼い」、「幼稚」ということでしょうか。県下全域で使われています。 しかも徳島県オリジナルというか、他の県ではほとんど使われていません。まさに「阿波弁」です。 遠藤 なるほど。「純正阿波弁」ですね。ところで、この「あずない」はどこから来た言葉ですか? ![]() 仙波教授 「あずない」は古くは「あどなし」までさかのぼることが出来ます。 13世紀の古今著聞集に「あからさまにも、あどなきことをばすまじきことなり」という文が出ています。 遠藤 この「あどい」というのは? 仙波教授 これも以前は阿波の北方で使われていた阿波弁で「あずない」の兄弟のような言葉ですね。 「理解が遅い。鈍い」という意味で使われます。 こちらは香川でも使われますが、意味が若干違っていて「不確実でおぼつかない。 十分知らないくせにいい加減なことを言う。」となります。また和歌山では「あどけない」という意味で県によって、意味がかなり違いますね。 遠藤 面白いですが、和歌山の人が徳島や香川で相手に「あなた、あどいな。」というとけんかになりそうですね。 仙波教授 そうですね。そんなややこしい言葉だから「あどい」はあまり使われないのかもしれませんね。 遠藤 先生、この「おぼこい」は、共通語のように使われていますが。 仙波教授 そうですね。「世慣れないで子供っぽい。無邪気だ」という意味で、ほぼ「あずない」と同じような意味でつかわれていますが、もと海部の大里では「幼児のようで程度の低 い」という意味で方言として載っています。 遠藤 やはり阿波弁ならではの「あずない」をこれからも大事にしていきたいですね。では、ホットラインをご紹介しましょうか? (ホットライン紹介) 遠藤 さて来週は「くんだら」を取り上げます。 仙波教授の阿波弁講座でした。 仙波先生、ありがとうございました。 |
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| 視聴者からの情報 後日に更新します | |
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