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遠藤 水曜日、仙波教授の阿波弁講座です。 仙波先生、おはようございます。 仙波教授 おはようございます 遠藤 今週は自分のことを言う「うっちゃ」ですが、「私」というところを「うっちゃ」というわけですか。 仙波教授 はい、もっぱら女性が使う阿波弁です。 男性はまず言いませんね。 遠藤 それでは「うっちゃ」に関する情報をホットラインでお待ちしています。 佐久間 電話は088(625)9999 ファックスは088(655)7676です。 遠藤 ところで「私」のことを徳島県人はなんと言っているんでしょうか? ![]() 仙波教授 自分のことをなんと呼ぶか、調査した分布図です。特徴的なものだけ、書き込みました。 今回の「うっちゃ」ですが、主に県北部で広く使われています。板野郡一帯、阿波市、美馬市、貞光などですね。 一方、県南では牟岐町で「おたえ」が使われています。県西部の、山城、池田、東祖谷、一宇、 木屋平などでは「おら」が特徴的です。 ここには書いていませんが、「うち」は全域で使われています。 遠藤 「うち」は関西でもよく聞きますよね。 ![]() 仙波教授 はい、大阪など幅広く使われています。 昭和25年頃までは子供も使っていました。 「うち」も「うっちゃ」も女の人が使いますが、 「うっちゃ」を使うのは徳島、香川ぐらいですね。 遠藤 この「うっちゃ」、どこからきた言葉ですか? 仙波教授 ここに「うちや」が書かれていますが、「うちや」から「うっちゃ」になったと思われます。「うちや」「うっちゃ」の「や」は助詞の「は」、「私は」の「は」にあたります。 遠藤 なるほど。ちょっとくだけた印象がありますが。 仙波教授 そうですね。親しい間でもっぱら使います。あまり、目上の人に対しては使いませんね。 遠藤 ところで、「うっちゃ」は女性が使うということですが、男性の場合は? 仙波教授 県内全域で幅広く使われているのが「わし」で、次に「わい」も使われています。 ![]() 「わし」の変化系が「わっしゃ」で複数形が 「わしや」「わっしゃや」となります。 (「わい」だと「わいや」) 遠藤 「わし」や「わい」は阿波弁だけじゃないですよね。 仙波教授 「わし」は西日本でも広く使われているが、「わい」は、意外と限定的。 また「自分の家」のことを「うちんく」「わいんく」といったりする。(まとめ) 遠藤 なるほど。「うちんくで遊ぼ。」「わいんくであそばんか。」って、昔は遊びにさそっていましたね。 さて、 このほかにも、自分の呼び方でいろいろホットラインをいただいているようですね。 ホットライン紹介 遠藤 さて来週は「阿波弁の番付」をご紹介します。 さて、東西の横綱はいったい何でしょうか? お楽しみに。 遠藤 仙波教授の阿波弁講座でした。 仙波先生、ありがとうございました。 |
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