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遠藤 水曜日、仙波教授の阿波弁講座です。 仙波先生、おはようございます。 仙波教授 おはようございます 遠藤 鳴門では今日から阿波踊り、徳島市もいよいよ12日から本番を迎えますね。 というわけで、今日は「阿波踊りの囃子ことば」を取り上げます。 「踊る阿呆に見る阿呆、同じあほならおどらなソンソン」が代表的ですが、他にもいろいろありますね。 ホットラインでぜひ、お寄せください。皆さんの連独自のユニークなものも大歓迎です。 佐久間 電話は088(625)9999 ファックスは088(655)7676です。 遠藤 やはり、阿波踊りの囃子ことばといえば「踊る阿呆に見る阿呆、同じあほならおどらにゃそんそん。」が代表格だと思うのですが、この囃子ことばはいったいどこからきたん でしょうか? ![]() 仙波教授 天保10年(1839年)、京都の豊年おどりですでに「踊る阿呆に見る阿呆、おなじあほなら踊るがとくじゃ」が使われている。 遠藤 へえ。天保10年の京都ですか?阿波踊りのオリジナルとばかり思ってました。では、これもお馴染みの「笹山通れば笹ばかり、石山通れば石ばかり、イノシシ豆喰うてホー イホイホイ」は? ![]() 仙波教授 農耕儀礼のイノシシ追いの言葉。 徳島市の佐古地区ではかつて、「佐古山通れば、笹ばかり、大谷通れば石ばかり」と、地元の地名を歌い込んでいた。 太宰治の「お伽草紙」にも「大谷通れば石ばかり、笹山通れば笹ばかり」が登場する。 遠藤 へえ。太宰治の小説に出ているとは知りませんでした。 このあとに、「一丁目の橋までいかんかコイコイ」と続いたりするんですね。 仙波教授 「新町橋までいかんかコイコイ」とも言う。 どちらも町と町の境にある橋。他の町内へ踊り込むことを禁じられていた藩政期の名残かも。 遠藤 なるほど。 「ひょうたんばかりが浮き物か。私の心も浮いてきた。浮いて踊るは阿波踊り。」はどうですか? ![]() 仙波教授 「浮き物」は「浮く物」とも言う。比較的最近。 「一かけ二かけ三かけて、しかけたおどりは止められぬ。五かけ六かけ七かけて、やっぱりおどりはやめられぬ。」も新しい。 遠藤 宗我部んは、もう阿波踊りもお馴染みですが印象に残ってるのはある? 佐久間 有名連、企業連などがよく自分の連の名前を囃子ことばのようにつかっていますね。 仙波教授 そうですね。 「おどりは仙波だ。仙波はおどりだ。」みたいに使うケースが多いですね。 遠藤 ヤットサー、ヤットヤット。は必ず出てきますね。 仙波教授 男女問わず出てくる。 遠藤 では男性だけ、女性だけの囃子ことばなんていうのもありますか? ![]() 仙波教授 女性の踊り手だけが使うのが「お先のお方におまけなや。私しゃ負けるの大嫌い。」阿波女らしい活きの良さを感じる。 遠藤 最近は、企業連、学生連など、自分の連の名前を囃子ことばに使うケースも多いですね。 仙波教授 徳島大学医学部「たけのこ連」「たけのこたけのこ馬鹿にすな。末は博士か藪医者か。」など、面白い物も多い。 遠藤 さて来週はへんじょうこんごう言う」を取り上げます。 仙波教授の阿波弁講座でした。 仙波先生、ありがとうございました。 |
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