2003/04/23 しょてん=格好。スタイル。 (所体)
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「しょてん」
解説
- 顔やスタイルについて言うが地域によって重点の置くところが違うようだ。
- 少なくとも吉野川の東部、神山、羽ノ浦、土成の人にも聞いてみたが意外に使う人が多くいた。
- 「改訂 阿波言葉の事典」に「しょてん」の解説として、「所転」、「スタイル」、「容姿」とある。
- 名西郡方言集(神山語彙)、那賀郡方言集(羽ノ浦町誌方言集)に見える。
- 「あの娘はんは、しょてんがええ」と羽ノ浦町誌の例文にある。
- 「時代別 国語大辞典(室町編)」に「しょてい」(所体)とあり、外から見たときの、その人の印象・様子。体裁、外見などと解説。
- 文献では「しょてん」とはないが、香川や島根に
- 古くは「しょてい(所体)」は16世紀の後半くらいから見える。外見。外から見たときの印象。どうやら立ち居振る舞いのことにも使われたようだ。
- 香川県坂出では「しょうてんが悪い」(=着付けがだらしない、悪い)などと言った記録がある。所作のこと。
- ことばの成り立ちとしては、「しょてい」(所体)という漢語。大和言葉の「姿」、「形」が漢語の「様子」「所体」「格好」、そして西洋語「スタイル」が次第に使われるようになった。たとえば大和言葉の「かわや」を漢語の「便所」へ。そして西洋語の「トイレ」が一般に使われる傾向がある。
- (徳島市出身・59歳女性)
50年前、母が「しょてん」とよく言っていました。
「しょてん」は美人という意味で、「あの子は しょてんがいいから、早ようお嫁さんに行った」などと使っていました。
母は徳島市沖洲出身です。視聴者からの情報
- (徳島市南佐古・60歳女性)
子どもの頃、服装について「しょてん」と言っていました。
「その服、しょてんがいいなぁ」- (鳴門市出身・55歳女性)
亡くなった母が「あの人は、しょてんがええけん、よう あの服がうつっとうな。(=映える)」とよく言っていました。- (那賀川町)
祖父が「あの娘は、しょてんがええ」と言っていたのを思い出しました。
今では、あの娘はかっこいい。スタイルが良いということでしょうか。