| 2002/09/18 「まいまい こんご」(=目が回ったときの呪文) その他にもマムシ除けなど 「あびらおんけんそわか・・・・」 |
視聴者からの情報
- 市場町・73歳男性
物を探し求めてうろたえているという意味で「まいまいこんごする」と言う。
市場町では今も使っています。- 徳島市・50代女性
棒にもたれかかって、グルグル回っていると
親に「何、まいまいこんごしてるん?」とよく言われました。解説
高田豊輝「徳島の方言」には子供の遊びで目が回ったときの呪文という意味も書いてある。
まいまいこんこ、きりきりこんこ、目が舞うたら灸(やいと)据えよ
「舞々こん講」児戯のこと
マムシ(ハメ)除けのまじない。 『阿波の語りべ』(徳島県老人クラブ連合会 昭和63年 )から・・・
われの道ゆくさきに ニシキ虫(1)おるときは
山田のお姫様(2)に はよう申しあぐべき候
アビラオンケンソワカ く く注(1)はハメ(マムシ) (2)はナメクジ。 ともに忌ことばに類するものでしょう。
夏のころ田の草とりなどで、あぜを通るときハメ(マムシ)に出合ってかまれんように、つぎのようなまじないのことばを通る前に唱えていたから、一度もかまれたことはなかっ た。まじないのことば。 (美馬町83才)
金沢治『徳島の民俗』と、『ひがしいやの民俗』に出てくるものから・・・
「われゆくさきには、まだらまぜりの虫おらんや アビラウンケン ソワカ」(木頭村)
「われ行く先に、にしきまだらの虫けおれば 玉の御殿を回るごとくらん、あびらうんけんそわか」(東祖谷)マムシの異名として、マダラマゼリノムシ、ニシキマダラノムシ、ニシキムシのような言い方が見られます。
その他、視聴者からの情報
- 羽ノ浦町・女性
「まいまいこんこ」よく使う。
「今日もう まいまいこんこしたわ。しょわしいて」とか
「今日てんてこまい したは」とか忙しい時に使うようです。- 鳴門市出身・女性
「まいまいこんこ」は、目が回るくらい忙しい、きりきりまいすることを言う。
鳴門市ではよく使い、今でも時々使います。- 徳島市 60代女性
小さい頃、手を広げて
「まいまいこんご、まいこんご、目がもうたらやいとせよ」と歌いながら遊んでいました。- 藍住町・58歳女性
子どもの頃「まいまいこんこ」と言いながらぐるぐる回って遊んでいた。
掛け声のように使っていた。
友達に振り回されたときは「まいまいされた」と言い、
大人になった今は、自分が「忙しくてまいまいした」と
「まいまい」の部分だけ使っています。- 神山町出身・52歳男性
「まいまいこんご」を神山では今でも使います。- 上勝町出身
「まいまいこんご」(まいまいこんこん)
忙しい時に使います。
また、クルクル回る椅子などをクルクル回しながら「まいまいこんこん」と言っていた。