2002/09/18

「まいまい こんご」(=目が回ったときの呪文)

その他にもマムシ除けなど 「あびらおんけんそわか・・・・」

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解説

高田豊輝「徳島の方言」には子供の遊びで目が回ったときの呪文という意味も書いてある。

まいまいこんこ、きりきりこんこ、目が舞うたら灸(やいと)据えよ

「舞々こん講」児戯のこと

マムシ(ハメ)除けのまじない。 『阿波の語りべ』(徳島県老人クラブ連合会 昭和63年 )から・・・

われの道ゆくさきに ニシキ虫(1)おるときは
山田のお姫様(2)に はよう申しあぐべき候
アビラオンケンソワカ く く

注(1)はハメ(マムシ)  (2)はナメクジ。 ともに忌ことばに類するものでしょう。

夏のころ田の草とりなどで、あぜを通るときハメ(マムシ)に出合ってかまれんように、つぎのようなまじないのことばを通る前に唱えていたから、一度もかまれたことはなかっ た。まじないのことば。 (美馬町83才)

金沢治『徳島の民俗』と、『ひがしいやの民俗』に出てくるものから・・・

「われゆくさきには、まだらまぜりの虫おらんや アビラウンケン ソワカ」(木頭村)
「われ行く先に、にしきまだらの虫けおれば 玉の御殿を回るごとくらん、あびらうんけんそわか」(東祖谷)

マムシの異名として、マダラマゼリノムシ、ニシキマダラノムシ、ニシキムシのような言い方が見られます。


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