| 2001/11/07 「朝の時間の表現」
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視聴者からの情報
- 早朝のことを「とどしゅう」と言っていました(木沢村出身59歳)
- 朝早く出かけるときに「朝、とどしゅういかんで。」と言っていました。(日和佐町赤松出身68歳)
- 「朝早くから」という意味で「朝とっぱちから」、「朝とうから」と言います(藍住町)
- 今でも、朝方10時頃のことを「あそうざ」と言います(穴吹町59歳)
解説
「とどしゅう」の語源
とどしい・・・早い、早い時刻だ<石川、鳥取などの方言> 日本方言辞典
「とどしゅう」の語源を仙波教授なりに考えると・・・
いと・とし→いとどし→とどし→とどしゅう
「いと」はとてもの意味。「とし」は早い、速いの意味
『仰げば尊し』の歌詞にもある「思えば いととし」
- とどしゅう=朝早く 「とどしゅう起きてはよ仕事せえよ・・・」(相生町)
- とどしゅう=早く(朝に限らない) 「とどしゅう来いよ」(上那賀町)
- とうに。ごくとうに(早く) 「とうに来いよ」
- あさっぱち(朝早く) 朝でも夜が明けて早い時間。「あさっぱちから人が来て・・・」
- あさいき(朝の間)
- あさわざ(朝10時ごろまでの間)「あさわざに**の仕事をしてきた」 昔の農家は日に4回の食事。まず朝起きたとき、次に10時前後に食べる2回目のご飯。それまでのあいだを「あさわざ」
朝に関する主な阿波弁
町村史などから抜粋
- あさいき・・・朝のうち(池田町、山川町など)
- あさいき・・・朝元気の良いうち(山城町など)
- あさいき・・・早朝(神山町上分)
- あさいち(に)・・・早朝(上那賀町、鷲敷町など)
- あさっぱち・・・朝早く(山城町、羽ノ浦町など)
- あさっぱら・・・早朝(羽ノ浦町など)
- あさどう・・・早朝(山城町)
- あそうざ・・・朝方(半田町、神山町神領)
- あそうざ・・・朝のうち(神山町上分)
- あそうざ・・・午前10時ごろまで(神山町など)
- (朝)とうに・・・朝早く(池田町、相生町など)
- とどしゅう・・・朝早く(山城町、上那賀町など)
- とのしゅう・・・朝早く(相生町)