| 2001/02/07 「うんかごぶじ」(のんきなこと、心配事がない、無関心、安泰) 「うんかぶじ」、「あんかぶじ」など |
解説
のんきなことを表す阿波弁。
県内各地で使われていたが、若い世代には通じない。
地域差で形が微妙に違う。
ニュアンスの違いで良い印象、悪い印象さまざま。
昔使っていた、聞いたことがある。との声が聞かれた。
<廃れつつある阿波弁>
うんかごぶじ 何も心配がないこと
うんかごぶじでいる
うんかぶじ 安泰ということ
あんかぶじ(海部町出身) 安心して無事にいけること
あんかぶじ(相生町出身) 天下太平ぶり 無関心な様。雨漏りしても気にしない人を「あんかぶじな奴」と言う
徳島市沖洲・明治生まれの母が「あの人はうんかごぶじな人じゃ」と使っていた。
徳島市佐古79歳 記憶をたどれば のんき、とろい、無関心、と言う意味で使っていた
温和御無事 うんかごぶじ
温和を「うんか」と読むことは平安時代にあった。
温州(うんしゅう)みかん など温州(をんくわ)→をんくわ→おんか→あんか
温州(をんくわ)→うんくわ→うんか・・・・・・→・・・あんか時代とともに変化した
なぜ「うんか」だけで温和の意味があるのに「ごぶじ」がつくのか?
「うんか」と聞いただけで意味が想像できないので「ぶじ(無事)」とつけて四字熟語のようにしたのだろう。温州無事。隣の家が家事になったが我が家は「うんかぶじだった」などと使う。「ぶじ」に「ご」をつけて、「のんき」「無関心」さを強調するようになったのだろう。