| 2001/01/26 「あずる」「こりあげる」=難儀する。手間取る。 「こんりゃげる」「こいあげる」など |
解説
西日本 中国地方や四国地方など使われている
ただ、寝ている間に赤ん坊がよく動くことを「あずる」という言い方・京都、赤穂、島根、岡山など
徳島県と同じ意味で使う神戸、淡路、島根、」岡山、広島、山口、四国各県で報告がある
はっきりしないが18世紀から使われたようだ。室町時代には見られない。
1761年歌舞伎の脚本が一番ふるい確認できる例だ
四国放送のラジオ番組で’おてるさん’(=荒木照代さん)が「えべっせんに行ってせって、せってこんりゃげたんや」(=混雑して難儀した)と言ったのを聞いたのが始めただった。
「声上げる」コイアゲル→コイヤゲル→コンヤゲル→コンリャゲル
徳島市北山町〜上八万町にかけて「あずり峠」がある リポートとインタビュー
その昔、義経一行の馬が難儀して上がったので名付けられた。1キロ余りの峠道。
「あずる、大変徳島市北山町
「あずるは、体が こんりゃげるも一緒。おりかに(=時々)使う」
「こいあげる」おじいさんが聞いたのを聞いたことある。物を引っ張っるときなどで手間取るときに使う
視聴者からの情報
海南町 手に余る 「あずってあずってあずりこいたわぁ」
日和佐町では「手にもしこにもあわない」「てしこい」と言う
阿南市 「あずりかやった」困難の度合が大きいときに相手に指示するときは「あずるぞ」「こんりゃげるぞ」と使う
小松島市51歳 「あずる」でなく「たずる」を使う→たどたどしいの「たどる」との混同か?(仙波教授)
(板野郡藍住町・57歳女性)
「てこずる」ことを「あずりかえる」と今でも言います。
また、昔母が使っていたことばに「こいあげる」というのもあります。