師走に入り、クリスマスツリーやお歳暮やおせち料理の広告があちらこちらにあふれて、年末年始の慌ただしさが感じられる毎日になりました。
今年は特に夏に衆議院選挙があったり、新型インフルエンザが流行したりと大きな出来事が多かったせいか、特に落ち着かない1年だったような印象が強いですね。
そこで今日は今年のヒット商品を交えながら、1年の出来事を振り返ってみたいと思います。
いくつかのキーワードを用意したが、まず最初は「世界的」。
今年はまず、スポーツで日本人が世界的に活躍する場面が見られました。
3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック大会では、日本代表のサムライ・ジャパンが前回大会に続いて連覇を達成。
マリナーズのイチロー選手は9月に9年連続200本安打を達成し、また11月にはヤンキーズの松井秀喜選手がワールドシリーズの最優秀選手(MVP)に選ばれました。
世界的と言えば、今年は世界中で新型インフルエンザが猛威を振るい、県内でも小中高校の学級閉鎖や学年閉鎖が続いています。
国内で初の感染者が確認された5月以降は、マスクやうがい薬、消毒液といった家庭での予防グッズが一次的に売り切れ状態になるほど、かつてない売上げを記録しました。
また、世界規模での天体ショーと言えば7月22日の皆既日食。
県内では午前11時過ぎに太陽の約80%が欠けました。県内で80%の部分日食が観測されたのは51年ぶり。観測用の日食グラスが人気を集めました。
次のキーワードは、ベストセラー。
今年のベストセラーの1つは、村上春樹さんの「1Q84」。
書籍の販売低迷が続く中にあって、BOOK1、BOOK2合わせての発行部数は200万部を突破。
韓国や台湾、香港、マカオでも次々に出版されました。
そして次に、ノンアルコールビール(テイスト飲料)。
4月にキリンフリーが発売以来ブームを巻き起こし、9月には大手4社の商品が出揃いました。
飲酒運転撲滅を印象づけるとともに、お酒が苦手な人も気軽に雰囲気を味わえるなど、飲食店でも取り扱う店が増えた。
更には、世の中がアッと驚いたのが低価格衣料。
ついには880円のジーンズまで登場。
店頭は値下げ競争一色となりましたが、このままではデフレスパイラルに陥ることが心配されています。
また「お得感」という点では、今年は書店のコーナーの中でも雑誌、特に女性のファッション
月刊誌のコーナーが盛り上がりました。その訳は、豪華な付録。トートバッグやポーチ、化粧品のサンプルなどが付くものが人気を集めました。
3つ目のキーワードは、新しいスタイル。
新しい調理スタイルとして注目されたのが電子レンジ用調理器具。
レンジはチンして温めるだけではなく、レンジで料理をすることを目的としたグッズが次々に発売。
蒸し野菜を作ったり、レンジで焼き魚もできる。モロッコの蒸し料理に使われる「タジン鍋」も人気。手軽さとカラフルさで注目。
また、今年のボージョレーヌーボーには、ペットボトル入りが登場。
ワインは瓶に入っているものという、これまでのスタイルを変えました。
5月には、国民が裁判に参加する新しい裁判のスタイル「裁判員制度」がスタート。
それを記念して、全国地方裁判所を紹介する58種類の絵はがきが作成発売されています。
更には新しいレジャーのスタイルとして、「高速道路1000円」の制度を利用したマイカー移動が定着しました。
3月の導入時期にはETCの助成金制度もあり購入希望者がお店に殺到、その結果ETC自体が品切れとなり混乱した。
ただ長距離ドライブと渋滞にはトラブルもつきもの。眠気覚ましのドリンク剤と携帯トイレが売上げを伸ばしました。
4つ目のキーワードは、さよなら消費。
コクヨが6月に発売した「遺言書キット」が注目されました。
当初はターゲットを50〜60代に据えたイラスト付きの作成キットでしたが、購入者の2割強を30〜40代が占めるといいます。
6月に世界中を驚かせマイケルジャクソンさんの急逝。
彼の死後、CDやDVD、映画などの関連作品が異例の売上げを記録。様々なグッズが売り出されました。
また7月には石原裕次郎さんの23回忌法要が行われ、全国から11万7千人のファンが献花に訪れました。
当初、非売品で当日の記念品としてプレゼントされた焼酎が人気を集め、その後一般発売されました。
最後のキーワードは、政権交代。
今年一番のニュースは、何と言っても政権交代。
麻生さん率いる自民党と鳩山さん率いる民主党が、衆議院過半数の241をめぐる攻防を繰り広げました。
その蔭で、小泉元首相の政界引退も話題に。
選挙の結果、民主党が選挙前の115議席から308議席へ大躍進、民主党政権が誕生。
また、アメリカでは1月、第44代オバマ大統領が就任。
オバマ大統領の演説を収録した英語教材本が次々に発売され、学生や若いビジネスマンを中心に売れ、50万部に達するものも。
先月には、24時間足らずの滞在時間でしたが初来日、日米首脳会談や政策演説などを行いました。
今日の「くらしの数字」はこちらです。
8台に1台
新車販売台数に占めるハイブリッド車の割合(今年4〜10月)
日本自動車販売協会連合会発表資料より算出(軽自動車を除く)
*ハイブリッド車はプリウス(14万3216台)、インサイト(6万2892台)の合計
次回は「携帯電話リサイクルに新手法」をお送りします。