くらしのあれこれを楽しくするどく解説していただく加渡いずみ「くらしの講座」です。
ファイナンシャルプランナーの加渡いづみさんです。
暑い日が続いていますが、夏に飲みたい飲み物といえば?
ビールとか、メロンソーダとか、甲子園のカチワリとか色々ありますが、今日は、懐かしい飲み物を集めてみました。
昔はお風呂屋さんとか駄菓子屋さんで売られていたもの。
実は一昨年あたりから、地サイダーや地ラムネといったご当地の炭酸飲料が注目を集めていて
懐かしいラベルの復刻も相次いでおり、静かなブームとなっています
ガラス瓶に入ったサイダーやラムネは昭和の香り。
ここ数年の「昭和レトロ」ブームも、人気復活の要因になっているのではないかと思われます。
インターネットによるクチコミ情報も影響が大きく、昔と違って通信販売により「おとりよせ」も便利になっています。
そこで前にズラリと並んでいるのが、各地の地サイダーと地ラムネ。
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ご当地もの(その地域の水を含む特産品や観光、歴史的なものなどを活かして、地域色をアピールした商品)
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変わった味もの(キムチ味、わさび味、たこ焼き味など)

遠藤アナがキムチ味のラムネを試飲
ところでサイダーとラムネの違いは?
一口でいうと、製造方法が違います。
現在では、味の違いによる区別はありません。
こちらの映像をご覧下さい。
(VTR)


昭和35年、徳島市内にあったラムネ工場の様子です。
以前は、こういった地元の中小企業が生産し、その地域で飲まれた地サイダーや地ラムネが全国各地にありました。
ところが、1970年代に入ると大手飲料メーカとの競争激化や経営者の高齢化、自動販売機の増加などにより販売中止が相次ぎました。
しかし、最近では自治体や観光協会、NPO、市民団体などが地域おこしの材料として取り上げるケースも増え、ご当地色を前面に打ち出したアイデア商品が誕生するケースも、多くなっています
地産地消の一つの形といえるかもしれません。
なかなか他の地域では作れないものや、地元ならではの遊び心を持ったものがたくさんあります。
(宮崎マンゴーや鍛高のシソ、北海道のハスカップなど)
こちらは苫小牧高等商業学校の生徒さんのアイデアで2007年暮れに商品化されたもの。
苫小牧高校生インターンシップ事業では、企業があらかじめ課題を提示し、生徒が取り組みたい課題を選択して参加、この時の課題は「新しい味のラムネ」ということで苫小牧高商2年の生徒3人が挑戦し商品化された結果、スイーツ系ラムネとして人気が出ました。
徳島県でも小松島西高校生が商品化した「雪花菜アイス」と共通しています。
サイダーやラムネは、年輩者だけではなく若い方々にもレトロさが人気
ペットボトルや缶飲料も美味しいですが、地域の歴史や物語性をもったレトロな特産品として、地ラムネや地サイダーの魅力を見直したいですね。
今日の「くらしの数字」はこちらです。
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全国の地サイダー、地ドリンクの銘柄。
(全国清涼飲料工業会発行「清・飲・彩」 2009春号掲載記事より)
次回は「通信販売の返品ルール」をお送りします