(VTR)
宗我部
ヴォルティスはことし、新しい監督にチームを託しました。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
アグレッシブなサッカー
これが、ハマります。
しかしシーズン途中でエースストライカーが突然、海外移籍。
チームは得点源を失います。
追いつかれ、突き放され今年も最下位に沈みました。
( 音 トリキリ )
観客の声
元気出して欲しい
しっかりして欲しい
美濃部監督
どんなに成績が悪くても当初に掲げた方針は変えない
( 音 トリキリ )
サポーター
新体制をふくめ、納得できる回答をお願いします。
J4年目のことし、チームは何を目指し、何を残したのか、カメラが追いました。
(スタジオ)
遠藤
ゲストは徳島大学準教授でスポーツ経営学がご専門の長積仁さんです。
Qことしも最下位でしたね
長積先生
・・・
遠藤
取材はヴォルティスの密着取材を1年間、続けてきた分林里佳さんです。
( 挨拶 )
分林
ヴォルティス、ことしの順位の推移をご覧下さい。

J2はことし、熊本・岐阜の新加入で合計15チームで始まりました。
ことしヴォルティスがかかげた目標は、赤線より上の9位以内でした。
しかしこの目標に届いたのはこれまで2度だけ。
その後徐々に失速して、7月後半からは最下位・15位に低迷しました。
では最下位の間、チームでは何が起きていたんでしょうか
ホーム最終戦までの1か月間を取材しました。
(VTR)
(10月16日 )
今シーズンは、残りあと5試合になっていました。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
「ことしは情けない試合がたくさんあった。
残り5試合、1つでも多く良い試合を見せること」
愛媛に勝ち、熊本に引き分け調子をあげてきたヴォルティス。
今後5試合の結果次第では最下位から脱出できる可能性も、残っています。
( 音 トリキリ )
いけ、いけ!チームを引っ張るのは倉貫。
6月に京都から移籍してきたベテランは、かつて甲府をJ1昇格に導いた立役者。
確かな判断と豊富な運動量で美濃部監督のかかげるアグレッシブなサッカーを、おしすすめてきました。
( 音 トリキリ )
倉貫選手
「やるのは俺ら。
今の感じでやればいい。」
玉乃選手
「少し荒くいけば勝機は見える。
今まで何でこんなに勝てない?
俺らがおとなし過ぎるから・・・。
監督に言われたことを
忠実にやるのはわかるけど・・・」
「戦術や技術を語る前に
自分はどうしたいのかはっきり示せ」
それがプロだと倉貫はいいます。
( 10月25日 40節 )
迎えた甲府はリーグ7位。
攻撃でも、守備でも、あと一歩で競り負ける、そんなシーンが目立ちます。
失点は、セットプレーから。
去年までの悪いパターンがどうしても頭から離れません。
(10月25日 41節 )
続く草津戦でも同じことの繰りかえし。
一方、14位の愛媛は引き分けで勝ち点を10にのばしました。
ヴォルティスは残り3試合、全てに勝っても届かずこの日、リーグ最下位が確定しました。
その5日後、球団の本社長は成績不振の責任を取り、今季限りでの辞任を表明しました。
( 音 トリキリ )
客の声
残念、もっと元気だして
イライラすること?
しっかりしてよって
不振はその後も尾を引いたまま。
大学との練習試合では9対0で勝ったものの、先発組は無得点に抑えられました。
社会人チームには、引き分けに持ち込まれました。

( 音 トリキリ )
美濃部監督
はやくやれ、早く切り替えが遅い
いまはチーム最大の危機。なのに、選手の受け止め方にへだたりがあるのはなぜなのか。聞いてみました。
( 音 トリキリ )
倉貫選手
むずかしい質問
できることはピッチで全力を出すこと
最後は選手それぞれが、やるしかないこと
( 今月9日 山形戦 )

自分たちはなぜ戦うのか、だれのためなのか。
最下位が決まったあとの試合にこそ、その答えがある。
勝ちさえすればいいのではありません。
見るひとの心を揺さぶる、そんなプレーに、ファンは、飢えていました。
この日の相手は、リーグ2位の山形。
ヴォルティス、開始直後に痛い失点です。
さらに味方のミス。
反撃のきっかけを失うパターンも解消できていません。
冷たい雨の中、足を運んだのは3千人。
しかしその期待には今回も応えられませんでした。
これまで見守ってきたサポーターもついに、声をあげました。
( 音 トリキリ )
団体
新体制も含めてクラブとして回答を納得いくだけの回答をのぞむ

(スタジオ)
遠藤
一生懸命応援してきたサポーターの気持ちも分かりますよね。
長積先生、J4年目のヴォルティスをどうごらんになりましたか?
長積先生
VTRを見て変革の途中で、思ったような成果が残せずもがいている様子を感じました。
遠藤
監督が目標(アグレッシブなサッカー)をたて、倉貫選手を中心にチームが変わろうとしていましたよね
長積先生
実際にアグレッシブということに関しては実りが出てきていると思います。
1試合の平均得点数が上がっています。
変革というのは、一気に進むのではないので地道な複数のステップを進んでいかなければいけない。
宗我部
監督、選手はいろいろやってはいても、我々に見えるのは結果だけ。
選手、ファン、クラブがうまくつながってない?
遠藤
ヴォルティス、J4年目の挑戦もことし最後のホームゲームとなりました。
(VTR)
( 今月22日 )
ホーム最終戦の相手は、リーグ5位のサガン鳥栖。
ことし2度戦って、いずれも勝てていません。
3年連続の最下位、球団社長の辞任。
チーム最大の危機にどう答えるのか。
5千人が、試合を見とどけます。
試合は、青のヴォルティスが意地を見せます。
ヴォルティスは、中盤の高い位置からプレッシャーをかけて相手を囲いこみ、パスの出所を消します。
人数をかけてボールを奪うと今度はサイドにすばやく展開して、攻めにうつります。
均衡がやぶれたのは前半37分。
倉貫から塩川、最後は石田。
前へつなぐ攻撃的なサッカーが鳥栖の堅い守備を、突き破りました。
後半には、PKを決めて追加点。
ことしは得点力不足に泣きました。
先制しても追いつかれ、勝ちを逃しました。
攻めでも、守りでも相手を上回ったヴォルティス。
9月27日以来、
2か月ぶりとなる白星でホーム最終戦を飾りました。
( 音 トリキリ )
観客
女性 よかった最高
男性 玉乃とかボールを取りに行ってた。アグレッシブってやつ
男の子 来年も来ます。
ヴォルティスは来月6日のアウェイ
広島戦を最後に今シーズンを終えます。
この1年で何が変わり、何が変わらなかったのか。
球団は来シーズンに向けた準備をすでにはじめています。
(スタジオ)
分林
これまで4年間、ホームゲームの入場者数はごらんの通りです。

参入した05年はリーグ9位で年間およそ9万6千人。
その後は3年連続リーグ最下位。
入場者数は減っていきますが、ことしはもちなおして8万1千人。
9月の愛媛戦に1万2千人を動員したのが効きました。
分林
スタジアムに足を運んだファンは、この4年間をどんな思いで見守ってきたのでしょうか。
またそれを監督、選手、クラブ関係者は、どこまで感じていたんでしょうか
遠藤
Q先生、ことしを無駄にしないために
何をすればいいんでしょう
長積先生
・・・・
遠藤
けさは徳島ヴォルティスを特集しました。
03/05 ヴォルティスJ4年目の挑戦 1〜監督・選手に聞く〜
04/17 ヴォルティスJ4年目の挑戦 2
06/27 ヴォルティスJ4年目の挑戦 3
09/11 ヴォルティスJ4年目の挑戦 4