(VTR)
( 6月 )
チームが掲げた今年の目標は、15チーム中9位以内。
しかし届いたのは、この3か月間で2回しか、ありません。

( 音 トリキリ )
美濃部インター
積み上がったと思えば、また崩れてしまう。
それが今のチームの特徴
今のチームには乗り越えねばならない大きな壁がありました。
それは前を向けないこと。
背後に相手のプレッシャーを感じるとすぐ後ろにボールを返してしまう。
そんな気持ちが、勝ちを遠ざけていました。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
常にチャンスあったら前を向いていつでも入れられるように準備しないと。
シーズン序盤は、前戦への流れるような攻撃で引き分けをはさんで3連勝。
しかしその後、負けがこみはじめ5月末までの成績は4勝2分け10敗で15チーム中13位。
なかでもここ3試合は、3連敗、しかも無得点です。
「 積極的にボールを奪い、すばやく前へつなぐ 」のはサッカーの原点。
方向を見失った時、ここに立ち返るのは卓越した技術をもつプロも同じです。
( 音 トリキリ )
インタビュー
石田選手
開幕の時のように厚みのある攻撃
中盤がどんどん飛び出し何枚も出てくるような攻撃ができれば。
チームが取り組む課題は、もうひとつあります。
それは、リーグ戦対策です。
ビデオなどのデータから対戦チームの攻撃や守備のパターンを割り出し予測を立てます。

( ポーズ )
3日後の横浜FCは今季、2度目の対戦です。
初戦は3月のホーム開幕戦、0対2で苦杯をなめました。
( 音 トリキリ )
練習
そこに山田が入ってくる・・・
しっかり取りにいけ
チームの土台づくりとリーグ戦対策。
この二つの柱が、シーズンを動かします。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
横浜は悪い相手ではなかった
攻めも守備も悪くはなかった
開幕から3か月、原点に戻ってみたい。
横浜戦では予測できなかったことが、起きました。
エースのドゥンビアが、出場していません。
このときドゥンビアには、スイス一部リーグのチームから移籍のオファーが届いていました。
チームは踏みとどまるよう説得しますが、移籍に前向きなドゥンビア側の意向もあり、
チームは試合前日、ドゥンビアの出場を見送りました。
試合の展開も、予測とは違っていました。
ボールを奪った白のヴォルティス、しかしすばやい攻めに移りません。
広い左スペースは空いたままです。
中盤でボールを支配しても円の中、二人の受け手は相手に背を向けたまま。
これでは前線までつながりません。
( 音 トリキリ )
玉乃 淳
機能していない
石田祐樹
練習で出来ても試合でできないと意味がない
次のセレッソ大阪戦には、ドゥンビアが復帰、2得点の活躍をみせました。
しかし4日後の草津戦では再び欠場、試合も0対2で負けました。
ドゥンビア抜きでのチーム作りは無理との声まで聞こえてきます。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
すべて(ドゥンビア)まかせのサッカーをしているわけでない
ドゥンビア中心にチームを作ってきたわけでもない・・・
必要なのは、チームの自分が何をするのか、考えること。
何を求められているのか感じとること。
判断や読みは試合中だけのことではありません。
その後もけが人は増え、主力9人が試合から外れることに。
チームは、さらに追い込まれます。
(VTR)
勝ち星がどうしても奪えない。
主力選手は移籍、さらに、けが人まで。
でも美濃部監督は、チームの方針を変えません。
( 音 トリキリ )
美濃部監督
やることは同じ
シンプルな戦術で自分たちが毎試合やれるかどうか
すばやく前線にボールを運び得点を狙うチームの戦術。
その為に自分の役割をどう考え、何をすべきなのか、答えは選手同士で見つける以外ありません。
いま必要なのは、考える力、そして感じ取る力。
チームの危機が、選手の気持ちをつなぎます。
現在リーグ14位のヴォルティス、この日の相手はリーグ4位の仙台です。
青のヴォルティス、前半、右サイドからチャンスを作ります。
( ポーズ )
玉乃の飛び出しに、麦田。
ゴール!
ヴォルティス先制、決めたのは新人の菅原。
Jデビューからわずか3試合目でチームの期待に答えます。
( ポーズ )
しかし力に勝る仙台は後半、コーナーキックから同点、その後もぶあつい攻めで2得点、ヴォルティスを突き放しました。
( 音 トリキリ )
お客の声
先制で期待したが・・・
菅原よくやった自信になるし
うーん、何ともいえない
次の相手はリーグ首位の広島。
しかし、チームの狙いは、変わっていません。
(
ポーズ )
グーッド、いいね
いまの動きいいね
( 音 トリキリ )
美濃部監督
僕がふらふらすれば、選手がもっと揺れる
就任したときから今もどんな成績でも、どんなに苦しくても方針は変えない、これからも。
毎日を懸命にいきる人間にほど、むずかしい課題があたえられるものだとひとはいいます。
それに打ち勝ったとき、苦しみは、たとえようもない喜びにかわるからです。
厳しい環境こそ、あすを生きる糧、乗り越えれば血となり、骨となります。
先制したのはヴォルティス、意表をついたパス交換から最後はメタ。
相手の想像を超えた一瞬の連携がゴールをこじあけました。
しかし個人技に勝る広島は、その後立て続けにゴールをあげ逆転します。
前節の仙台戦では後半持ちこたられずに3失点、でも同じ負けはもう味わいたくありません。
( ポーズ )
最後まで粘り強くボールを追い続けた徳島ヴォルティス、しかし少ないチャンスをものにできず、ミスも出て、結局1対2。
首位広島に追いつくことはできませんでした。
( 音 トリキリ )
インタビュー
米田
引き分けになるチャンス
前節よりはよかった
玉乃
先制しても1、2点を取られることを覚悟していないと、2点目という大きな壁にぶつかると思うので、挑んでいかないと勝ち星はつかめない