遠藤
県内には、趣味で驚くようなものを作ったり、貴重なものを集めたりしている人がたくさんいます。
宗我部
そうですよね。
趣味といっても、いろいろありますよね。
収集、旅行、釣り、スポーツなど十人十色です。
遠藤
その中でもけさは、乗り物に魅せられた3人の男性を紹介します。
佐久間
まずは私が行ってきました。
取材したのは、徳島市の岡久邦治さん、74歳。
岡久さんの趣味は、船の模型を作ることです。
それではご覧下さい。
(VTR)
細かい所まで精巧に作られ、今にも大海原を風とともに進んでいきそうな帆船模型。

動く迎賓館とも言われた戦前の花形客船・アルゼンチン丸1960年代に活躍した高速貨物船など、どれも本物さながらに再現しています。
こちらが船に魅せられた岡久邦治さん、74歳です。

小さい頃から船が好きだった岡久さんが本格的に船の模型を作るようになったのは、今から7年前の67歳の時でした。
(音トリキリ)
それからというもの海外の港で見つけた船や自分が乗った船を作るようになりました。
手先が器用で鉄鋼関係の仕事をしていたので図面を読むことができた岡久さん。
中のモーターやバッテリー以外は、すべて手作りです。
(音トリキリ)

全長が1,75メートル、重さが15キロもあり実物の150分の一のスケールで、出来上がりまでに約1年かかかりました。
この豪華客船「飛鳥(あすか)U(ツー)」は、市販のモーターを動力としています。
(音トリキリ)
その工夫とは、この「てもち」と書かれた所を両手で持つだけで一人で運ぶことができるように作っているんです。
といっても重さが15キロもあるので運ぶのは結構大変です。
(音トリキリ)
そして車のトランクには、船が操縦不能になった時のためにゴムボートや釣り竿を積んであります。
そしてやってきたのは徳島市の勝浦川下流です。
最後にバランスをとるために重さ2キロのウエイトを積み込みむといよいよ出航です。
(音トリキリ)

これだけ大きいと迫力も十分で見ているだけなんですがなんだか優雅な気分になりました。
(音トリキリ)
(スタジオ)
遠藤
いい趣味ですね。
男のロマンを感じますよね。
佐久間
そうでしょう。
岡久さんは船を走らせる場所が、プールや川であってもいつも気持ちは、飛鳥Uに乗って世界を旅行しているつもりで操縦しているそうです。
宗我部
本当に良い表情されてましたよね。
ところで奥さんは岡久さんの趣味をどう思っているんでしょうか?
佐久間
今までずっと仕事を頑張ってきたので、これからは好きなだけ自分の好きな事をして下さいと話してくれました。
ちなみに船を走らせに行くときは、いつも奥さんが飲み物やお菓子を準備して見送ってくれるそうです。
遠藤
次は私が取材に行ってきました。
徳島市の島田りょうせいさんの趣味は自転車です。
趣味と言えば景色を見ながらゆっくり走るのを楽しむようなイメージがありますが、島田さんはそれだけではありませんでした。
それではご覧下さい。
(VTR)
(音トリキリ)
遠藤
自転車に魅了されたのは、徳島市で飲食店を経営する島田りょうせいさん。63歳。

この日は自転車で、徳島から池田までの往復約160キロを走りました。
そして自宅まで約10キロの道のりも自転車を使います。
(音トリキリ)
玄関を入ると天井に多くのタイヤやホイルがつり下げられ、その下にはいろんなタイプの自転車が所狭しと並べられていました。
(音トリキリ)

遠藤
それからというもの島田さんは、雨の日やけがをした時以外は、毎日最低2時間は自転車に乗っています。
(音トリキリ)

実は島田さんは、スピードを競う自転車の大会に数多く出場し上位入賞もしばしばという実力の持ち主だったんです。
そんな島田さんが、いま目標としているのは鈴鹿ロードレースでの優勝です。
実はこの大会で3年連続て表彰台にはあがっているんですが、まだ優勝をしたことはありません。
そのため毎日、筋力トレーニングを行っています。

すごい筋肉でしょう。
とても63歳とは思えません。
また、雨の日や走り足りない時には、このローラーの上でもくもくと走っています。
(音トリキリ)
80歳までは、自転車に乗りたいという島田さんは、これからも夢に向かって走り続けます。
(スタジオ)
佐久間
いやあすごいですね。
なかなか人前で、ご主人の事を大好きとは言えませんよね。
遠藤
奥さんも若くてきれいでしたよ・・・
目標に向かって頑張っている人は、かっこいいですよね。
宗我部
それにしても島田さんの筋肉はすごいですよね。
どうすればあんなになるんでしょうか?
遠藤
やっぱり日頃の練習の成果だと思います。
ちなみに島田さんは、たまに高松までうどんを食べに自転車で行ったりするそうです。
島田さん、来年こそは鈴鹿ロードレースで優勝できるよう頑張って下さいね。
宗我部
さて最後に紹介するのは、趣味がミニSL作りという吉野川市で印刷会社を経営している多田徹さん
69歳です。
多田さんは、阿波市にミニSLを走らせるための庭園までつくりました。
それではご覧下さい。
(VTR)

(音トリキリ)
宗我部
こちらが、多田さんが作ったミニSLを走らせるための庭園です。
敷地300坪に1周80メートルの楕円のコースを作り、駅まであるというこの庭園は今年3月に完成しました。
そしてメインの機関車がこちらです!
(音トリキリ)
こちらが多田さん、自慢のミニSL C62蒸気機関車です。

実物の12分の1のスケールで長さが1.8メートル、鉄と真ちゅうでできているため重さは100キロもあります。
石炭をたいて走るところや仕組みも、すべて本物と同じで5年がかりで完成させました。
(音トリキリ)
小さい頃から物づくりが好きだった多田さん、高校生の頃には少年技師ハンドブックを参考に模型電車を作っていました。
でも、本格的に作るようになったのは、今から8年前のある事がきっかけでした。
(音トリキリ)
それからというものボイラーなど大まかなパーツを加工品に頼った以外は、穴あけからねじ切り、板金にいたるまですべて独学で学びミニSLを製作しています。

そして多田さんは、この施設が出来てから子どもたちのためにボランティアで定期的にミニSLの運転会を行っています。
この日も多くの親子連れが訪れていてまるで遊園地のようでした。
石炭を使って走るミニSLに乗るのは初めての子供も多くみんなすごくうれしそうでした。
鉄橋もありますよ。
(音トリキリ)
宗我部
SLに乗った子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、多田さんはこれからもミニSL作りを続けます。
(スタジオ)
遠藤
石炭を使って走るSLを今の子供達は知らないと思うので、こういう体験は本当貴重ですよね。
宗我部
そうでしょう。
子供たちだけでなく、一緒に来ていた親御さんもびっくりしていましたよ。
佐久間
でも独学で機関車を作るなんてすごいですよね。
宗我部
好きだからこそ、あそこまで出来たんだと思います。
そして現在、多田さんはデゴイチことD51(ディーゴジュウイチ)型の蒸気機関車を制作中で出来上がるまでには4年ぐらいかかるそうです。
こちらも完成が楽しみです。
遠藤
けさは、私の趣味ということで船、自転車、SLに魅せられた男性3人を紹介しました。