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けさのおはようとくしまは、高齢者の便利グッズをテーマにお届けします。
人間、年をとると、足腰が弱るなど身体に色々な不具合が出てくるものです。
若い頃には何でもなかった日常の動作が思いの外、困難になった。
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、そんな時に役立つ高齢者向けの便利グッズが最近はたくさん登場しているんです。
まずは徳島市内の専門業者に話を聞いてきました。
(VTR)
徳島市で家具の製造と販売を行う旭木工には、常時、150点あまりの介護・福祉用品を展示する県内最大級のショールームがあります。
 
こちらで高齢者の生活シーンに合わせて役立つ便利グッズを教えてもらいました。
こちらは、浴槽の中で使うタイプ。
 
足の先に吸盤がついていてお湯を張った後でもしっかりと固定できます。
深い浴槽への出入りがしやすくなる他、椅子として腰掛ければ立ち上がる際もずいぶん楽になります。
また、浴槽の縁にしっかりした手すりをつけるのも効果的です。

内側にも手すりがついているのでお湯の中で身体を安定させることもできます。
この椅子は体重にあわせて調節できるガス圧シリンダーが立ち上がる人の身体をゆっくり押し上げ、腰や膝への負担を軽くします。

座面を左右に180度回転させることも可能です。
一方、こちらは座面のリフトアップを電動で行う立ち上がり補助椅子です。
画面は早送りの映像です。
実際はもっとゆっくりと、最大43度まで傾くのでいつの間にか自然に立っているという感じです。

将来、身体が不自由になった時のことを考えてマットの下のスチール製フレームに手すりやサイドレールが取り付けられる設計になっています。
専用の手すりを差し込むと大人がぶら下がってもビクともしないそうです。

便利グッズを使って年齢や身体の調子にあわせた的確なサポートができれば、高齢者が寝たきりになるのを防ぐことができるかもしれません。
(スタジオ)
さてスタジオには、高齢者の便利グッズをたくさん集めてみました。
そしてこれらがどのくらい便利なのか実際に体験してみようと思いますが、佐久間さん、すごい格好になってますね。
これは高齢者の日常生活を疑似体験できるシミュレーターなんです。
この装置を付けることで麻痺して動きにくい関節や五十肩などの様子が体験できるそうですが…。
それでは便利グッズを紹介していきましょう。
ビデオでもご紹介しましたお風呂の出入りについてです。
まずは何もない状態で入ってください。
※ 佐久間、浴槽に入る
手すりと台をセットするとどうですか?
※ 宗我部、手すりを固定し浴槽の外側に台を置く
↓
※ 佐久間、浴槽から出る
続いては立ち上がりを補助してくれる椅子です。
佐久間さん、一度座ってそれから立ってみてください。
続いては食事です。
手が動きにくいお年寄りにとってはお箸は結構使いにくい。
しっかり持たないと先が揃わないからです。
そこでお勧めなのが、このように天の部分が固定されたお箸です。

これだと箸先が自然と揃うので比較的簡単に料理をつまむことができるのです。
また佐久間さんが持っているのは「スプーン箸」という名前の商品で、すくう 刺す つまむ 切る 乗せる ひっかける
の6つの機能がひとつになった優れものです。

※ 佐久間、豆を摘んでみる
コップはご覧のように取っ手が大きく、底が広くなったモノが安定感があって使いやすいですし、こちらのお皿は、縁の高さを手前ほど低くして食べやすいように工夫してあるほか、底には滑り止めがついています。
また高齢者の中に缶詰めやペットボトルの蓋を開けるのが苦手という方も多いと思います。
そんな方は、こちらの「プルタブオープナー」や「ペットボトルオープナー」を使えば楽にあけることができます。

高齢者だけでなく、われわれが使っても便利なものばかりですよね。
国民の3人にひとりが65歳以上という超高齢化社会が現実味をおびてきた日本では、身体への負担が少なく、誰でも簡単に使えるモノやデザインが、ますます評価されるようになるでしょうね。
それは裏をかえせば、高齢者向けのビジネスがさらに注目されるということです。
経済産業省がまとめた「新産業創造戦略」でも2002年に56兆円だった健康・福祉関連ビジネスの市場規模は、2010年には75兆円にふくらむと予測しています。

県内にも高齢者をターゲットにしたオリジナル商品の開発を進めている会社がありました。
(VTR)
板野郡松茂町にある綜合医療は、介護福祉用品の販売やレンタル事業などを行っている会社です。
この会社の建物の一室にちょっと意外なスペースがありました。
ハイビジョン対応の本格的なビデオ編集の設備。
そこでは社長自らがパソコンを使って編集作業を行っていました。
※ 音生かし
國見社長が高齢者用のビデオの製作をビジネスにしようと思いついたのは、今から4年前。
社長自らカメラマンの役目を買ってでてこれまでに全国24か所で撮影を行いました。
※ ポーズ
「リハビリ映像散歩」は
お年寄りが全国の観光地を散歩している感覚でウォーキングを楽しめるビデオソフトです。
※ 音生かし
テレビのハイビジョン化にあわせて撮影と編集のシステムを一新したためおよそ500万円の費用がかかりました。
今後は製作したソフトを老健施設などへの売り込みに加えて個人へも安く販売していく方針です。
※ ポーズ
鳴門市瀬戸町にあるこちらのデイサービスセンターでは、去年の春に、このソフトを導入しました。
月曜日から土曜日までの毎日1回、16種類の観光地の中から1本を選んでみんなで揃って身体を動かすのが日課です。

足を高く上げる人もいれば、椅子に座ったままの人もいます。
お年寄りは、身体の調子や機能にあわせて、それぞれのやり方で楽しんでいます。
(スタジオ)
シルバービジネスは「商売」ではありますが、その結果として高齢者が楽しく、快適に暮らせる商品が世の中にたくさん出てくれば、お年寄りも喜ぶし、事業者も儲かるといういい関係が築けそうですよね。
きっと今も誰かが新しいアイディアや企画を練っているに違いありません。
この業界にはこれからも注目していきましょう。
けさは「高齢者に役立つ便利グッズ」をお伝えしました。
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