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(VTR)
ことしの夏の高校野球。
参加34校の中で、カメラは2つの学校を追いました。
穴吹高校は春の大会ベスト4。
投打にまとまったチーム力で初の甲子園出場を狙います。
監督は岡田康志さん。
元池田高校監督で8年前、穴吹に赴任しました。

当時集まった部員はわずか5人。
グラウンドの石拾いから始める、まさにゼロからのスタートでした。
穴吹高校 岡田監督
今までいちばんいいチーム。
選手は勝ちたい
もう一つの注目校は、美馬商業。
これまで26年間、夏の大会で一度も勝ったことがありません。
へたくそな練習
同じミスをするな
練習試合13対1で負け
大事な場面で、勝てるチャンスを逃します。
見えなかったのか?
見えませんでした?
監督は大原弘さん、30歳。

大原さんはことし教員採用試験に合格、1年目でチームを任されました。
今のチームに必要なものは何か、大原さんにはわかっていました。
大原監督
負け続けた彼ら
勝って学べることがある
県大会の開幕は、あした。
それぞれが目指す1勝をカメラが追いました。
( スタジオ )
第88回全国高校野球選手権の徳島大会があす開幕します。
目指すのはあこがれの甲子園。
しかし野球に打ち込む選手や監督にはさまざまな思いがありました。
今回は穴吹高校と美馬商業にカメラが密着しました。
( VTR )
美馬市穴吹高校グラウンド
穴吹高校はことし春の県大会でベスト4に入る好成績を残し、大会のシード校に選ばれました。
チームの柱はピッチャーの北原。
身長180センチで最速143キロの直球と切れのあるスライダーが武器です。
春の県大会3回戦ではノーヒットノーランを達成、最近痛めていた肩もほぼ回復しました。
穴吹には打力もあります。
春以降のチーム打率は3割をマーク、下位打線にもつながりが出てきました。
主将 岡本英士くん 3年
甲子園のことだけ考えて・・・自信はあります。
監督は岡田康志さん、45歳。
穴吹高校を率いて8年が過ぎました。
岡田さんは池田高校で選手、コーチとして活躍。
92年には、蔦ふみや前監督の後を受け監督に就任し、2度、甲子園の土を踏みました。
そして98年、穴吹高校に赴任します。
野球部員5人との、再出発でした。
インタビュー 岡田監督
ずっと勝ってなかった5,6年かなあ1勝もできなかった
コールド負けもしました。
メンバーが足りず、ほかの部に応援を頼んだこともありました。
大会シード校に選ばれたことし、岡田さんの8年間の取り組みがようやく報われようとしています。
岡田監督インタビュー
期待はしていない結果はついてくる
美馬商業はこれまで26年間、夏の大会で一度も勝ったことがありません。
全校生徒は207人、そのおよそ7割が女子です
野球部の部員は15人と少ないため試合形式の練習ができません。
そのため女子マネージャーは貴重な戦力。
何をするにも全員の協力が必要です。
打線は1番キャプテンの戸花(とばな)が出塁し3番、4番が得点にむすびつけます。
投げては3年生の藤原が直球とスライダーをおりまぜて相手打線を打ち取ります。
監督は大原弘さん30歳。
ことし教員採用試験に合格し、美馬商業に赴任しました。
大原さんは徳島商業出身。
2年生だった93年、県大会で優勝し、甲子園に出場しました。
へたくそな練習
はじめからカットだめ
見とかんかい2回目だろうが!
大原監督インタビュー
からだうごかさない
ちょっとしたことで油断して正面にボール投げない
どうもぴりっとしません。
早くして
がむしゃらだった自分に比べ、のんびりムードの選手たち。
これはもうカルチャーショックです。
こんな新人監督は選手はどうみているのでしょうか
選手インタービュー
怖い、厳しい、
僕らにはいい先生
いい先生とは?
夏の一勝にむけて何かやってくれるひと
先月29日
この日は対戦戦相手を決める抽選会です。
夏の行方はこの一瞬にかかっています。
美馬商業の一回戦の相手は徳島工業。
去年春、10点差で負けた相手です。
一方、穴吹高校のゾーンには春に準優勝した池田やベスト8の阿波など、県西部の実力校が集まりました。
開幕まで1週間にせまったこの日、穴吹は香川県で練習試合をおこないました。
これが最後の実戦です。
穴吹はエース北原が登板。
3イニングを投げヒットはわずか2本、三振5つをとる好投をみせます。
一方、打線も好調。
4回、この回先頭バッターの3番の三木がホームランを放ちます。
その後も打線がつながり5回までに3点を奪います。

すぐに同点とされますが、8回9回に一挙5点を追加して8対3。
相手をつき離します。
最後は3番手の藤山が押さえてゲームセット。

穴吹の投打が勝る試合でした。
岡田監督
よくやった
投手北原郷大3年
手応えあった。大会は全員三振でいく
翌日、美馬商業も最後の練習試合に臨みます。
相手は城西高校。
朝までの激しい雨も、あがりました。
インタービュー
どう戦う?
完封勝利で
夏の目標は?
まず1勝
勝ったらどうする?
焼き肉!
保護者も応援に駆けつけました。
どこから?
城西です
息子が勝ったのが城西
縁起のいい相手とでも思われたのか、これは意地でも勝たねばなりません。
監督のもとに集合です。
3年生だろ2年にまけるな
先制したのは美馬でした。
1回ウラ、フォアボールと内野ゴロで出たランナーを4番藤原がタイムリーヒット。
5番長江も連続ヒット。
この回2点を奪います。

しかし2回の表内野のエラーをきっかけに守りのリズムが崩れます。
連続ヒットを許し、同点に追いつかれます。
さらにこのあと7回にも1点を追加され、逆転されてしまいます。
これまでかと思われた最終回。
美馬はランナーを2塁に置いて、キャプテン戸花がエンタイトル2ベースヒットでふたたび同点。

なおも、ランナー2塁でサヨナラのチャンスです。
監督「力が入ってるそんなのではフライになるぞ」
その通りになりました。
延長に入った10回、1アウト2、3塁。
再びサヨナラのチャンスです。
監督怒鳴る
気をつけろ
スクイズを読まれました。
スクイズをはずす相手の動きが見えなかった?
えっ?・・・見えませんでした!?
・・・ため息
試合は12回、相手のエラーに助けられ美馬が勝ちました。
ほっとする選手。
しかし監督は無言のままです。

監督の反省
ほんまは負け試合
悪いくせが出た
集中力だ
どれだけ集中してた?
負け続け、いつのまにか忘れていた勝負へのこだわり。
今までで一番後味の悪い試合になりました。
( スタジオ )
さて、美馬商業の試合は今月15日(今週土曜日)鳴門球場の第二試合で徳島工業と
穴吹高校は今月17日(来週月曜日)蔵本の徳島球場で第二試合で勝浦高校とそれぞれ対戦します。

2006/07/21放送 夏の高校野球 それぞれの1勝 その2
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SPORTS ***** きのうの結果 **************
県出身プロ野球選手の結果
(7/12)
千葉ロッテマリーンズの里崎智也捕手は、東京ドームで行われた日本ハム戦に8番スタメン出場し、4打数1安打でした。
北海道日本ハムファイターズの武田久投手は、ロッテ戦の7回から4番手として登板し、1回と3分の2イニングを無難に抑えました。試合は5対3で日本ハムが勝ち、武田久投手に今季4勝目が記録されています。
横浜ベイスターズの藤田一也選手は、札幌ドームで行われた巨人戦に9回裏、セカンドの守備固めとして出場。チームの勝利に立ち会っています。
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