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(VTR)
宗我部
バーテンダーの技術と知識の向上を目的とする全国バーテンダー技能競技大会が先月、秋田県で開かれた。
大会に出場できるのは全国から選ばれた20人。
県内からは徳島市内でバーを営む鴻野良和さんが出場した。
けさは、お酒を通して心を癒す専門家、バーテンダーの全国大会で奮闘した県人をご紹介します。
(スタジオ)
佐久間
スタジオには、全国バーテンダー技能競技大会に出場した鴻野良和さんにお越しいただいています。
遠藤
鴻野さんは29歳のときにバーテンダーに転身されたそうですが、どうしてやってみようと思ったんですか?
鴻野さん
(答え)
遠藤
年齢的なこととか、不安はなかったんですか?
鴻野さん
(答え)
佐久間
この仕事を始めてから鴻野さんの中にプロ意識が芽生えたのは、いつ頃だったんですか?
鴻野さん
(答え)
宗我部
そんな鴻野さん、バーテンダーになってから6年後に独立して自分のお店を持ちました。
(VTR)
宗我部
鴻野さんのお店は、徳島市栄町1丁目にあります。
我が家に帰ってきたような気持ちになれる
アットホームな雰囲気のお店を目指してこれまでやってきました。
今では鴻野さんの人柄と鴻野さんが作るお酒にひかれた、たくさんのお客さんが連日詰めかけます。
お店の切り盛りに追われる傍ら鴻野さんが目指したのは、バーテンダーの技能競技大会への挑戦でした。
しかし、大会は想像以上に難関で、毎年のように出場しても四国大会を突破することさえできませんでした。
紙一重の差に泣かされ続け、四国代表の座をようやく掴んだのは初挑戦から7回を数えていました。
その上、初めて駒を進めた全国大会は、歴戦の強者が集まる場所で、鴻野さんは何も出来ずに終わります・・・。

去年の反省点をいかし、雪辱を期して挑んだ今年の四国大会。
鴻野さんは、すべての部門で高得点をあげて、他の出場者を圧倒、2位に大差をつけて再び四国代表の座をつかみ取りました。
大会前、鴻野さんは、毎日、お昼過ぎには自分の店へ向かいます。
好成績をあげるため、厳しい練習を自分に課しているのです。
開店準備を始める3時間前には出勤し、一人黙々とウイークポイントの反復です。
この日、鴻野さんが取り組んでいたのは、課題カクテル部門の練習でした。
選手全員、同じ基準で、同じ味のカクテルを正確な分量作ることが出来るかどうかを競うものです。

こうした特訓を毎日のように続けないと全国を勝ち抜くことはできません。
来る日も来る日も開店前の鴻野さんの練習は続きました。
日本一のバーテンダーになるために・・・。
(スタジオ)
遠藤
どの世界でも一流になるためには、人知れぬ努力が必要なんですね。
日々、つらい練習だと思いますが、鴻野さんの意欲をここまでかき立てるものって何ですか。
鴻野さん
(答え)
佐久間
全国大会ではカクテルを作るだけでなく、いろんな技能をテストされるんですよね。
宗我部
ちなみに、大会では4つの技能を問われます。

まずは、課題カクテルの製作。
5分以内で5杯分のマティーニを作ります。
この部門では、技術・味・分量の正確さ、時間内でできたかどうかが試されます。

そして、創作カクテルの製作は、今回は、食前酒をテーマに、6分以内で5杯分のカクテルを作ります。
未発表の作品であることが条件で、技術以外に、ネーミングや味、香り、色彩などが審査の対象になります。

さらにフルーツのカッティングも審査されます。
こちらは10分以内に、りんご、オレンジ、キウイ、パインを使い盛りつけるものです。
これは、カッティングの技術に盛りつけ、商品の価値が保たれているかなどが審査されます。

最後に学科試験。
30分以内でバーテンダーとしての必須問題や衛生問題など10問に答えるものです。
宗我部
そして、先月25日、ついに全国大会の日がやってきました。
(VTR)
宗我部
33回目を迎える全国バーテンダー技能競技大会は、四国から遠く離れた秋田市で開かれました。
会場に入った鴻野さんは、何よりも先に大会で使われるテーブルの高さの確認に向かいました。
この微妙な高さの感覚をつかむことが大事なんだそうです。
大会が始まると会場は500人を超す観客が詰めかけ熱気に包まれました。
徳島からも鴻野さんの応援に4人の仲間が訪れました。
別室では非公開でフルーツカッティング部門の審査が始まりました。
普段お店でナイフを使う機会の少ない鴻野さんですが、練習の成果を発揮し、ノーミスで作品を仕上げていきます。

緊張感に包まれる大会最初の科目を順調に滑り出した鴻野さん、これでずいぶん波に乗れたそうです。
次は創作カクテル部門の審査です。
ここからは観客を見下ろす
ステージ上での実演です。

今回、鴻野さんが考えたのは、スペイン語で「出会いの挨拶」を意味する「ベシート」というカクテル。
ホワイトテキーラをベースにマンゴスチンとオレンジビターのリキュール、さらにフレッシュライムジュースを加えさっぱりとした、辛口に仕上げたものです。
こちらもノーミスで実技を終えた鴻野さん、審査員にも納得してもらえたような雰囲気でした。
最後は課題カクテル部門の審査です。
これは5分以内にマティーニを正確に5杯分作ります。
カクテルを作る技術、できあがったカクテルの味のほか、6個目のグラスに注がれる余分なカクテルの量で勝負は決まります。

素人目にはほとんどわかりませんが、ここでは鴻野さん、カクテルをやや多めに作りすぎてしまい余らせすぎてしまったそうです。
わずかなミスも審査員は見逃しません。
いよいよ結果発表の時間です。
鴻野さんの表情に緊張が走ります。
表彰式が始まって2番目、創作カクテルの味がもっとも良かった、ベストテイスト賞で早くも名前を呼ばれた鴻野さん、緊張感がほぐれたのか目頭に熱いものが込みあげてき
ます。
創作カクテル部門で見事優勝、総合成績でも3位に選ばれた鴻野さん、練習の成果が実を結び、喜びを爆発せずにはいられませんでした。

(スタジオ)
遠藤
改めて鴻野さん、全国大会を振り返っていかがですか?
鴻野さん
(答え)
遠藤
せっかくですから、日本一に選ばれた、鴻野さんの創作カクテルを作ってもらえませんか?
遠藤
最後に鴻野さん、これからの目標を聞かせて下さい。
鴻野さん
(答え)
遠藤
けさは、全国バーテンダー技能競技大会で創作カクテルが日本一に選ばれた県人バーテンダー、鴻野良和さんにお越しいただきました。
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