2006/07/05 水曜日  No.8601

徳之島トライアスロンに挑戦 ダウン症阪野翔生さん

 

遠藤彰良、佐久間あすか、宗我部英久

 
コーナー

内 容

クッキーくん(ミニチュアダックス)

新作水着ショー

ざっとしとる

未生流笹岡・河野知甫さん 「夏の時間」



ペット自慢

クッキー
 


なつかしの徳島

新作水着ショー
 

徳之島トライアスロン

阪野翔生さん


けさの生け花

「夏の時間」
 


 

徳之島トライアスロンに挑戦 ダウン症阪野翔生さん

2004/07/21放送 父と挑む鉄人レース ダウン症・翔生くん

2005/03/17放送 ダウン症 翔生くん 新たな一歩へ

「徳之島トライアスロンに挑戦 ダウン症・阪野翔生さん」
みなさん、こちらの青年を覚えていますか?
阪野翔生さん19歳。
知的障害を伴うダウン症と闘いながら父親と二人三脚で、トライアスロンに挑戦しています。

翔生さんは去年鹿児島県の徳之島で開かれたトライアスロンに挑戦したんですが、制限時間内に完走できませんでした。
この大会、水泳が2キロ、自転車が90キロ、マラソンが21キロと過酷なんです。
そして今年、前回のリベンジをはたそうと再び挑戦しました。
大会の様子をカメラが追いました。

阪野翔生さんと父親の顕正さん。
去年初めて挑戦した徳之島トライアスロンでは、制限時間内にゴールすることができずくやしい思いをしました。
水泳2キロ、自転車90キロ、マラソン21キロ今までで最も過酷なレースに再び挑みます。
阪野親子の大きな挑戦の始まりです。

「虎の穴」と書かれたこの部屋。
翔生さんとお父さんが、トレーニングしている場所です。
自転車にパソコンをつないだマシンで雨の日でも実践的なトレーニングが可能です。

マラソンが苦手な翔生さん。
自転車でスタミナを温存しつつ残りのマラソンのためのトレーニングです。

ギアのレバーに赤や青色の印をつけた

効率のよい走りには、ギアチェンジが鍵を握ります。
しかし翔生さんにとって適切なギアを選ぶのは難しいことなのです。

翔生さんが直感でわかるよう、お父さんが考えたアイデアです。

翔生さん「やっぱり完走して感動したい」「また、島に来てくださいと言ってもらえるとうれしい」

徳之島は、鹿児島と沖縄の間にある島です。

周囲は84キロ、人口は約3万人。
亜熱帯の気候をいかしたサトウキビの栽培が産業の中心です。

およそ500年の歴史がある闘牛は、年間20回以上開かれている島一番のイベントです。
大会前日ビーチに阪野さん親子の姿がありました。

ちょっとおどけて見せる翔生さん。
ずいぶんリラックスしているようです。

去年は雨が降りましたが、あすの予報は晴れ。
レースは暑さとの戦いとなりそうです。

Qあした大丈夫?「行けます。」「完走するぞ!」

はたして時間内に完走できるのでしょうか?
レースはいよいよ明日です。

大会当日。
今年は招待選手を含め331人がエントリーしました。
          
阪野さん親子も自転車をセットし受付を済ませます。 

去年出場したことで、翔生さん島では有名人です。
行く先々で声をかけられます。

古代真琴さん。
自らをシンガーソングランナーと名乗るミュージシャンです。

翔生さんとは おととしトライアスロン仲間を通して知り合いました。
翔生さんの応援歌を作曲してコンサートで一緒に歌うなど2人はたちまち親友となりました。

古代さん「去年より逞しくなっている」

午前8時 スタート。
まずは2キロの水泳です。
      
2人は集団に巻き込まれないよう最後尾から出発しました。
いつも通りの作戦です。

コース上は風が強く波がやや高めです。
選手にとっては、泳ぎにくいコンディションです。

スタートから30分ほどでトップ集団が帰ってきました。

1時間が過ぎた頃、2人が帰ってきました。
お父さんは時計をみるなり首をかしげました。

3競技をあわせた制限時間は、8時間20分。
ぎりぎりの完走を狙う翔生さんにとってたった3分でも貴重です。
ここからは自転車、全長90キロにも及ぶ長い道のりです。

今回、特に力を入れてトレーニングしてきた自転車だけに快調に飛ばします。

選手を一番苦しめるのが、傾斜がきつく長い上り坂。
しかし、ここが踏ん張りどころです。
      
翔生さん、カメラに向かって笑顔をみせました。
まだまだ余裕がありそうです。

翔生さんを応援する看板を見つけました。
去年のレースで応援してくれた地元の人たちです。
今年も駆けつけてくれました。

みんなの声援に、翔生さん笑顔で応えました。

日差しが、しだいに強くなってきました。

給水ポイントは、24箇所設けられています。
ボランティアの方が待機していてドリンクや果物などが補給できます。
翔生さんは氷を受け取り通過しました。

お父さんはここでストップ。
長丁場のレースに備え自分の水筒に水を補給しました。

ようしゃなく照りつける太陽。
路上の温度は40度を越えました。

上り坂でのギアチェンジ。
お父さんの指示はちゃんと伝わっています。
しかし、ゴールまであと20キロ付近でスピードが落ちてきました。
したたる汗がレースの過酷さを物語っています。

レース中に弱音など、めったにはかないお父さんですが
そうとう疲れていたのでしょう。
後ろの選手に追い抜かれてしまいました。

水をかけてもらってここから巻き返そうとした矢先、翔生さんの自転車にトラブルが発生します。

どうやらチェーンがはずれてしまったようです。

お父さんが声をあらげたのは、自転車の制限時刻がせまっていたからでした。
これで約2分のロス痛すぎるトラブルです。

すでに マラソンに移っている選手たちとすれ違いました。

2人とも懸命にこぎ続けます。
ゴールまであと10キロ、がんばれ翔生さん!

そして、ようやくゴールにたどり着きました。

しかし 自転車の制限時間を越えてしまったため失格。
わずか5分のオーバーでした。

失格と聞かされても、翔生さんはマラソンの準備を始めました。
まだ、あきらめきれない様子です。

2人は走り始めました。

失格と分かっていても翔生さんの気持ちを優先したのです。

炎天下を自転車で90キロ5時間も走ったあとです。
翔生さんの体力はすでに限界でした。

走り始めて5キロの地点2人に駆け寄る人が。
翔生さんの友達 古代さんでした。
これ以上は危険と判断して、レースをやめさせようと駆けつけたのです。

阪野さん親子の挑戦はここで終わりました。
20人以上のリタイアが出た過酷なレースでした。

レースの翌日、2人は障害者の自立支援施設を訪れました。
きのう 応援してくれた人たちに結果の報告です。

そこに翔生さんに会いたいという人が尋ねてきました。
徳之島に住む赤塚京子さん。
翔生さんの活躍を知って阪野さんにメールを送りました。

赤塚さんの長男 すなお君もうすぐ3歳です。
翔生さんと同じダウン症です。
障害を乗り越え、がんばっている翔生さんと育ててきたお父さんに、この日実際に会って話をすることができました。

今回のレースは完走できませんでしたが挑戦することで障害を持っている人や家族に勇気をあたえました。

徳島へ帰る直前に2人はある岬を訪れました。
マラソンのコースで通るはずだった場所です。

大切なのは、成功することではなく、挑戦し続けること。
翔生さんとお父さんは、ずっと前をむいて夢に挑み続けます。

けさは 徳之島トライアスロンに挑戦した阪野翔生さんを紹介しました。

****  SPORTS  ***** 

県出身プロ野球選手の 昨日の結果  (7/4)

日本ハムファイターズの武田投手は、3点リードで迎えた8回ワンアウト1、3塁のピンチで登板。3番、4番をきっちりと抑え、20年ぶりとなるチーム8連勝に貢献しています。

千葉ロッテマリーンズの里崎捕手は、楽天戦で4打数2三振と振るいませんでいたが、チームは4人の投手リレーで接戦をものにしています。

今月21日、22日に行われるプロ野球オールスターゲームには、ファン投票で中日の川上投手とロッテの里崎選手の2人の県人選手の出場が決まっていますが、昨日監督推薦による出場選手も発表され、北海道日本ハムファイターズのセットアッパーとして今シーズン活躍中の武田久投手の出場も決まりました。プロ4年目の武田投手は、オールスターゲーム初出場です。

 

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