2006/06/13 火曜日  No.8585

半世紀前の名車、ダットサンで日本一周!

 

   ダットサンで日本一周

  福田光昭さん

 
コーナー

内 容

チョコちゃん(ミニチュアダックスフント)

農業大学校起工式

小松島市

未生流笹岡・相原美津甫 さん 「初夏の空に」

最近のホットラインから チョウがいっぱいの畑


ペット自慢

チョコちゃん
 

なつかしの徳島

農業大学校起工式

ホットライン

チョウがいっぱいの畑

けさの生け花

「初夏の空に」

 

半世紀前の名車、ダットサンで日本一周!

         
(VTR)

日産自動車が昭和31年に製造したダットサントラック123型。
この、今ではほとんど目にすることのない昔懐かしい国産名車を所有するのが石井町の福田光昭さん。
先月、福田さんは、この自慢の名車でなんと、日本一周に挑戦したのです。

排気量は860CC。
最高時速は60キロ。
すべて一般道を通っての日本一周一人旅・・・。

いったいどんな旅になったのでしょうか。

(スタジオ)
日本一周とは、スケールが大きいですね。
去年、番組ではホットラインのコーナーで福田さんをご紹介しましたが、けさは、その半世紀前の車、ダットサントラックで日本一周に成功したと言うことで福田さんをスタジオにお招きしました。

それではご紹介しましょう。
足かけ、およそ3年をかけて今月3日、ダットサンでの日本一周を達成した石井町高川原の福田光昭さんです。

*あいさつ

福田さん、日本一周大変だったでしょう?

福田さん
大変と言えば大変。でも楽しめた。

そもそも、日本一周をやってみようと思ったのはどうしてですか?

福田さん
四国と九州を走破できた自信から。

これまでに福田さんは、ダットサンで四国と九州を回っていたので今回は、本州と北海道をおよそ3週間かけて走る計画でした。

出発は先月15日、フェリーで北九州市の新門司港に渡り、それから日本海側を走って北海道へ入り北海道沿岸を一周したあと、本州の太平洋側を南下し、徳島に帰ってくるルートです。

このルートを聞くだけでも大変そうですが、走り始めた頃は、いろいろと不安な気持ちになったりしたんじゃないですか?

福田さん
雨の日も多く、実現できるか不安。

北海道を走ったときはいろいろ困ったこともあったとお聞きしましたが・・・?

福田さん
寒い。襟裳岬で行き止りに入りこむ。

「おはようとくしま」の取材スタッフは、日本一周をめざした旅が終盤に差し掛かった先月30日、福田さんに合流。
ダットサンに付いて走りました。

(VTR)
出発から16日目・・・。
福田さんの車は、大都会・東京に入ったところでした。

東京都心の道を半世紀前の車が走る光景は、なんとも不思議な世界に写ったことでしょう・・・。

実は、福田さん、東京に来たのには訳がありました。
それは今回の日本一周の道中に東京・銀座の日産自動車の本社をこのダットサンで訪ねることでした。

東京の渋滞をかいくぐり、徳島から4166キロを走った福田さんのダットサンがようやく日産本社にたどり着きました。
     


日産の社員や関係者、さらにはダットサン車のオーナーで作る全日本ダットサン会の会員らも駆けつけ、温かい歓迎を受ける福田さん。
まるで日本一周を達成したかのような出迎えでした。

*インタビュー

翌朝、福田さんはダットサン会からプレゼントされた白いTシャツを着こんで気分も新たに、また走ることにしました。

愛車の点検は毎朝欠かさず行います。
エンジンをかけ、自分の目と耳で車の具合を確認するのです。

*準備できました

点検を終えると早速、東京から横浜方面へ向かって車を走らせました。
しかし、いつもは走り始めるとほとんど止まることのない福田さんがここへ来て寄り道をすると言い出したのです。

向かったのは、横浜にある、日産のエンジン博物館。
日産自動車創業の地でもあり、その昔、この場所でダットサンは作られていたという車好きにはたまらない場所なんだそうです。
   
車が大好きな福田さんは、走ることをしばし忘れておよそ1時間、真剣な表情で展示されたエンジンの数々を見て回りました。

その頃、福田さんの噂を聞きつけた関係者が車を取り囲みます。

*エンジニアがダットサンに集まる

どこに行っても記念撮影の嵐・・・。

それだけ、この車に魅力がある証拠です。

エンジン博物館をあとにした福田さん、
あとは、徳島に向けてひたすら走り続けるばかりとなりました。
この日は、湘南、箱根を越えて静岡県まで走るのが目標です。

車の調子が良ければお昼ごはんさえ忘れて走り続けることもよくあると言う福田さん。
この日は、私たちスタッフを気遣ってくれて小田原市内のそば屋さんで軽いお昼ごはんを済ませました。

箱根の山は、福田さんの車では越えることができません。
日が傾きはじめたころ、箱根を避けるように大回りをして静岡県に入りました。

午後5時、そろそろこの日の宿を決める時間です。
      


旅館との交渉もうまくいき、この日の宿も無事確保できました。
早朝から走り続けた福田さん、夕飯を食べて、大好きなビールを飲んで夜8時までには寝てしまうそうです。
この日走った距離は、283キロにも及びました。

出発から18日目。
この日も朝早くから福田さんの車は、国道1号をひたすら西へ走り続けます。   
浜松市内を通過したとき、突然、車を止めた福田さん。
このあとの道の確認のようです。

*道路地図を見ながら検討

福田さんは、道路地図をよーく見て、愛知県から三重県へ、伊勢湾をフェリーで渡るルートを選びました。
車は愛知県田原市、伊良湖岬へ向かう一本道に差し掛かりました。

次にこの道を走ることは、もうないだろうと思いながら福田さんのダットサンは走り続けます。   

フェリー乗り場でも乗り合わせた人に声を掛けられた福田さん。
走っているときは黙々と運転しているだけに、こうした時間が本当に楽しそうでした。
このあと、フェリーで三重県鳥羽市に渡り、この日は尾鷲市に泊まったそうです。
福田さんの日本一周の挑戦もいよいよゴールが近づいてきたのでした。

(スタジオ)

※感想
※感想

福田さん、東京の日産本社へダットサンで乗り付けたときはやっぱり嬉しそうでしたね?

福田さん
大歓迎されたので嬉しかった。
一つの目標でもあったので無事着けて良かった。

そして、日本一周の旅に出てからちょうど20日目を迎えた今月3日、ついに福田さんは徳島に帰ってきました。

(VTR)

最終日となった今月3日、和歌山県を走ったあと、福田さんは、南海フェリーに乗って遂に徳島に帰ってきました。
徳島市内から石井町まで日本一周最後の十数キロのドライブです。

早くゴールを迎えたい・・・。

さすがの福田さんもはやる気持ちを抑えながらの運転です。

そして、ゴール地点となる石井町役場に福田さんの車が姿を見せました。
ゴール地点では、同級生や支援者ら15人が福田さんを出迎えてくれました。   

*おめでとう、ありがとう

20日間の走行距離は4980キロ。
車にトラブルはなく、福田さんのダットサン日本一周の旅は無事、その幕を下ろしました。

*インタビュー

(スタジオ)

※感想

それでは福田さんの日本一周のルートを確認しておきましょう。

※ルート説明
※多い日は432キロ走行

大きなことをやり遂げた充実感でいっぱいのようでしたが、数日たった今、改めてうかがいますが日本一周を成し遂げてみていかがですか?

(答え)

20日ぶりに家に帰って奥さんや、ご家族のみなさんはどんな声を掛けてくれましたか?

福田さん
「ただ今」と言えば、「お帰り」と普段どおりだった。

ところで福田さん、けさも、あのダットサンで四国放送へ来てくれているんですよね?

ちょっと近くで見せてもらってもいいですか?
       

   
(答え)

けさは、この50年前の車、ダットサントラックで日本一周を達成した石井町の福田光昭さんにお話しをうかがいました。
ありがとうございました。

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