(VTR)
徳島からこの春、39年ぶりとなるタカラジェンヌが誕生しました。
板野郡松茂町出身の19歳、詩風 翠(うたかぜ すい)さん。
けさは、彼女が歩んできた道のりを振り返り、タカラジェンヌ、詩風 翠さんの魅力に迫ります。
(スタジオ)
あの宝塚の躍動感あふれ、美しく、素晴らしい舞台の上に徳島出身の人がいたんですね〜。
驚きました。
詩風さんは、この春、宝塚音楽学校を卒業し、第91期生として宝塚歌劇団に入団しました。
元宝塚のトップスター、瀬戸内美八さん以来39年ぶりとなる県人タカラジェンヌなんです。
同じ女性として、宝塚の舞台で活躍しているなんて憧れますね〜。
詩風さんは、まだ19歳というのに一本芯がビシッと通っているしっかりものなんです。
それでは、そんな詩風さんが歩んできた道のりをご紹介しましょう。
(VTR)
詩風さんは、子どもの頃から宝塚の世界に憧れる少女ではなかったようですが、
7歳のときにまわりの影響もあってバレエを習いはじめました。
「普通の小学生だった。すごく元気がよかったけれど、まさか宝塚に行くとは思っていなかったです。」
「『出発点が楽しかったので続けられた』と言っていました。」
レッスンが厳しくなっても負けず嫌いな少女は、一度やり始めたバレエを途中で投げ出すことはありませんでした。
そんな詩風さん、高校生のときの発表会では、すでに目をひく存在になっていたそうです。
「素質的に、見た感じバレリーナっていうタイプじゃないけれども、体も硬いし、本人のこつこつと努力をする部分やおっちょこちょいの部分を補える感情表現力があって舞台ではすごく輝いていました。」
「顔もきれいだけど、(それ以上に)凛とした部分、背筋もぴんとした、内面から出る凛とした部分を最初から持ち合わせていた。それを日々の努力で補って宝塚につながったのではないかと思います。」
一方で11歳のときからは、徳島少年少女合唱団にも所属。
日夜、歌の練習にも明け暮れたそうです。
「まじめ、純粋、ひたむき、そんな性格でした。」
「何をやっても頭角をあらわすものがありながら自分からひけらかすことはなく、ところがやらせればできる。
穏やかな協調性に富む性格で、優れた団員だった。」
3年前、合唱団の定期演奏会でシンデレラの王子役を演じた詩風さんです。
好評だったこの舞台がきっかけで詩風さんは、宝塚音楽学校を受験することを決意しました。
それは受験日までわずか3か月しかない高校2年の冬のことでした・・・。
「今、ふと考えて思うことは彼女はだめなんじゃないかなと宝塚に入るのが不可能じゃないのかなそんあ思いは全然持っていなかった。毎回二人でひとつの目標に向かって、緊張感の中にも充実した練習ができたなと思います。」
詩風
「3か月間しかなかったのですが、その間先生方に教えていただいたことを試験で発揮できればという思いで一心に練習してました。」
密度の濃いレッスンの成果を発揮し、おととしの春、詩風さんは見事、宝塚音楽学校に合格。
20倍を超す難関突破・・・。
それは、わずか3か月ですが、ひたむきな姿勢で練習に励み続けた少女の努力が報われた瞬間でした。
しかし、宝塚音楽学校は伝統としきたりを重んじるところで上下関係があまりに厳しい世界でした。
絶対に大劇場の舞台に立つと意気込む上級生や、同期の気迫に圧倒され、気持ちが押しつぶされそうになることも何度もあったそうですが、彼女は常に前を見ていました。
揺れ動く思いのときもあったそうですが、音楽学校での2年間、詩風さんは無我夢中でダンスや声楽などの技術を磨き、自分の人生の基盤ともなる充実した日々を過ごしました。
そして3月25日、47人いる91期生として念願のデビュー。
39年ぶりに県人タカラジェンヌが誕生した瞬間でした。
詩風さんは、花組公演「エンター・ザ・レビュー」のフィナーレのラインダンスの一員として初舞台とは思えないような躍動感あふれるダンスを披露。
超満員の観客から惜しみない拍手が送られたのは言うまでもありません。
1か月以上に及ぶ初舞台公演も終盤を迎える頃、舞台人として詩風さんのこれからの夢を聞くとこんな答えが返ってきました。
(インタビュー)
舞台の上で輝いていられるなら詩風さんは、どんな努力も惜しまないはず・・・。
風のように舞台の上を自由に泳ぎ、翡翠(ひすい)のような透明感を放つ・・・。
そんな詩を奏でる舞台人、詩風 翠。
タカラジェンヌとしての彼女の道のりは、まだ始まったばかり・・・。
(スタジオ)
舞台上の躍動感あふれるエネルギッシュな表情とインタビューに答えてくれているときの素顔のギャップがなんとも言えぬ魅力ですね〜。
私、ファンになりました!
詩風さんは、若いのに本当にしっかりした考えを持っている女性なんです。
徳島では高校2年まで過ごし、卒業しないまま宝塚に行ったので音楽学校で厳しい生活を送りながらちゃんと高校卒業の資格まで取ったという頑張り屋さんです。
年は私より下ですけどホント尊敬できる女性ですね〜。
これから宝塚のトップスターへの階段を一段一段のぼって行ってくれることでしょうね。
現在、詩風さんは、初舞台公演が終わって歌劇団の雪組所属の男役となりました。
今は、今月24日に初日を迎える公演にむけ練習漬けの毎日を送っているそうですよ。
ぜひ雪組の公演、徳島からもたくさんの方が見に行ってほしいですよね。
この時間は、39年ぶりに誕生した県人タカラジェンヌ、詩風 翠さんをご紹介しました。
詳細は未更新です。
先生
上田