けさは、3月に合併して新しくできた美馬郡のつるぎ町からお送りします。
かつての美馬郡の半田町、その前は八千代村と行っていたそうですが、つるぎ町半田、日開野というところにある八千代中学校です。
遠藤さん、平石さん、自分が通っていた学校、母校がなくなる気持ちがどんなものかわかりますか?
けさは、休校で最後の春を迎えた中学校の話題をお届けします。
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出会いと別れを繰り返す、春はそんな季節です。
どうして、八千代中学校に来ているかと言いますと、この春県内の中学校で唯一休校となるのがこの八千代中学校だからです。 |
この春、県内で休校になるのは那賀町の海川小学校と池田町の出合小学校そして、この八千代中学校です。
また廃校となるのはごらんの4つの高校の分校です。
また、過去10年間に休校または廃校となった小中高校の数はなんと66校にものぼります。
さらに、来年の春すでに廃校になる学校が3校決まっているなど過疎化、少子化の影響でどんどん学校がなくなっていくのが現状です。
それでは、この春休校となる八千代中学校がどんな学校なのか簡単にまとめましたのでご覧いただきましょう。
(VTR)
八千代中学校は昭和22年4月に創立。
当時84人いた生徒は八千代小学校の校舎を使って勉学に励んだそうです。
自分達の校舎が落成したのは、それから3年後の10月のことでした。
八千代中学校で開校当時から盛んだったのは「相撲」です。
昭和28年い県相撲大会で優勝したのを皮切りに、その後も県中学校総体など合わせて29回もの優勝実績を誇る強豪校として名を馳せま
せました。
なかでも昭和58年には全国大会で準優勝。
その強さゆえ、当時の練習の厳しさははんぱなものではありませんでした。詳細は未更新です。
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当時の相撲部顧問・大中哲文さん(現在、つるぎ町一宇、古見小学校校長)
「すり足で、足の裏側が皮がすりむけて、地下足袋を履かせて練習したが、1週間もしないうちに地下足袋も穴があくほど厳しい練習をした。」
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全国大会優勝時の相撲部員・東謙二さん(昭和58年度卒業)
「勝てるけいこをさせてもらいました。限界を超えた練習ができたのが、大中先生の時代でした」
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八千代中学校の名は全国的に有名になったものの、この頃から過疎化に伴い生徒数が次第に減りつづけます。
それでも地元の人の心を支え続けたのは、相撲部の子ども達のがんばりでした。
部員数わずか5人となった昨年夏、強豪復活とばかりに県大会優勝。
そして全国大会にも出場を果たします。
しかし、相撲部の活躍と並行し、休校に向けた協議も始まりました。
今後生徒数が増える見込みのないことや、教育環境の悪化を懸念する声があがり、ついにはこの春、地元に輝かしい栄光を刻んだ八千代中学校は58年の歴史に幕を下ろすことになりました。
相撲が大変強くて名を馳せた八千代中学校。
先日、惜しまれながら最後の卒業式が行われました。
その模様を少しだけご覧いただきましょう。
八千代中学校、最後の卒業式は今月11日に来賓や保護者ら約30人が集まる中行われました。
式では大下校長から最後の卒業生10人、ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。
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そして、八千代中学校最後の卒業生が学び舎を巣立つ時・・・
この華やかな光景もこれで見納めとなりました。
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卒業生を代表して片岡亜衣さんが「卒業の言葉」を贈りました。
3年間の感謝の言葉に感極まり、涙が頬を伝いました。
八千代中学校、最後の卒業式の模様はのちほどたっぷりとお伝えすることにします。
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こちらには、八千代中学校の校長先生、大下さんにお越しいただきました。
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こちらが、八千代中学校の歴史を築いてきたといってもいい
相撲場です。
土俵が2面あります。
立派な屋根があって、外側は風除けの覆いがしてあります。
この相撲場は地域の方がボランティアで作ったそうです。
相撲部でがんばった最後の部員です。
去年の夏全国大会出場も果たしました。
キャプテンの白川くん。
地域の人に支えられてやってきたという八千代中学校。
番組後半では、最後の卒業生となった子ども達の声をお届け
します。
この春を最後に休校となる、つるぎ町の八千代中学校です。
まだ休校になるにはもったいない新しい校舎です。
みなさんにも見ていただきましょう。
(校舎の中から中継)
休校を見越して、小学生が使えるような工夫。
水道の蛇口は低い位置にある。
2階にはそれぞれの学年の教室があります。
3年生の教室は先日の卒業式を終えて、寂しい光景です。
3階には特別教室があります。
それでは、八千代中学校最後の大きなイベントでもあった卒業式当日の様子を改めてご覧いただきましょう。
(VTR)
剣山系にまだ雪が残る3月11日。
八千代中学校、最後の卒業式の朝を迎えました。
大下校長から10人の卒業生、ひとりひとりに手渡されていく卒業証書。
全員の卒業証書を略すことなくきちんと読み上げ、「おめでとう」と声を掛けていく大下校長。
万感の思いで、八千代中学校最後の卒業生を送り出していました。
(生中継)
卒業式が行われた多目的ホームに再び最後の卒業生となったみなさんに集まっていただきました。
これまでの卒業生や地元のたくさんの人の胸に数え切れないほどの思い出を刻んだ八千代中学校。
あとは休校するための整理をするだけとなっています。
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それでは、万感の思いを込めて八千代中学校の校歌を歌ってお別れしましょう。
1)
谷々の流れ相和し
八千代川 八千代つらぬく
尊きは 協同和合
かくて立つ 八千代中学
2)
山腹の 土掘り起こし
開き来し 段々畑
自主自立 祖先に答え
明日を負う 八千代中学
3)
天をつく 森よ林よ
新世紀 つくるは吾ら
大理想 深く刻んで
世につくす 八千代中学
つるぎ町半田の八千代中学校から中継でお伝えしました。
第58回卒業生
大泉和也、白川隆仁、二宮大輔、前田一樹、丸笹哲也、吉田一成、片岡亜衣、田岡萌、藤原美穂、小笠真由子。
以上10名
卒業生累計、4341名