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肥満も喫煙も原因 歯周病にご注意
(VTR)
徳島大学病院で、主に通院している患者などを対象に開かれている「生活習慣病教室」です。
高血圧や高脂血症などの予防についてわかりやすく指導しています。
詳細は未更新です。
しかし、この教室では同時に口の中の「歯周病」対策についても詳しく説明しています。
歯周病の原因が高血圧や、糖尿病、喫煙などと深く関わっているからです。
特に肥満の人は「歯周病」にかかりやすいこともわかっています。
けさは生活習慣病との関係から、「歯周病の予防」について考えます。
(スタジオ)
スタジオにはゲストをお迎えしています。
徳島大学歯学部の助教授日野出大輔先生です。
冒頭のVTRにありました「生活習慣病教室」でも講師をされています。
先生、今朝は「歯周病」がテーマなんですがまずどんな病気なのか簡単に教えてください。
・歯周病菌が原因で歯肉が腫れて歯を支えている骨が溶ける病気。
・歯茎が短くなって、骨が長く見える
・主に歯垢(プラーク)の沈着が原因
・虫歯のように痛くないので放置しがちで、やがてぐらぐらになって抜けてしまう。
→年をとって歯が抜けるのはほとんどが歯周病が原因
・40歳で約3割、50歳では約5割の人がかかる。
さて先生、歯周病は50歳でおよそ5割の人が患っている…
そんなに多いもんなんですねぇ。
20歳の健康な歯(写真を見せる)
→歯周病にならなければ80歳でもこれくらい(写真)
しかし、歯周病がすすむと→60歳でもこうなる…
歯周病の前兆、サインのようなものは見た目意外に何かありますか?
・やはり口臭…
・中年になって口が臭くなったら要注意
・徳島大学病院では口臭測定ができる
歯周病には独特の臭いがあるんですか?
・メチルメルカプタンという気体の濃度が高いと歯周病が原因
口臭は要注意…。
そして気になるのは「歯周病」の原因なんですが冒頭でも紹介したように
先生、高血圧とか喫煙が歯周病の原因になっていたり、肥満の人がかかりやすいというのはちょっとビックリしました。
・主な原因は細菌:手入れが不十分による歯垢(プラーク)の沈着。
次に助長する原因として生活習慣である喫煙・食生活・など
または生活習慣病である肥満・糖尿病・高血圧・腎疾患など
どうして、肥満とか糖尿病が歯周病の原因や歯周病をひどくするのですか?
肥満を例にとると…
肥満→脂肪細胞が太る→サイトカイン(TNF−α)などの歯を支えている骨を溶かす物質を出す
もうひとつ気になったのは喫煙が歯周病に悪影響を及ぼすというのはなぜですか?
喫煙(ニコチン・一酸化炭素・タールなど)→歯周病細菌の増加など→歯周組織の破壊につながる
何気ない生活習慣の中に歯周病の原因が潜んでいるわけですねぇ。
つまり先生、「歯周病」を予防するには生活習慣を見なおすことが大事だと…。
そういうことです。
そして、もうひとつ怖いことがあるんです。
・怖いのは「歯周病」が逆に糖尿病や心・脳血管疾患、肺炎などの「生活習慣病」に影響している
・口の中に溜まった細菌が悪く作用する
歯周病が、いろんな病気のもとになっている…
・だから口の中の健康を保つことが大事で、「歯周病」は予防しないといけない。
・そのためには先ほど言ったように生活習慣を改善するとともに適切な口腔ケアが必要。
先生、口腔ケアというのは「普段の歯磨きをしっかりとする」ということですか?
・それだけでは不十分で定期的にプロに見てもらう「定期検診」を薦める。
その「定期検診」がどんなものなのか日野出先生が勤務している徳島大学病院で取材してきました。
(VTR)
定期検診ではまず、歯と歯茎の間の溝をチェックしていきます。
骨がどれだけやせているのか歯周病の進行具合を調べます。
次に、歯垢を赤く染める染色液で歯を染めます。
普段、どれだけ磨けていないか患者本人に確認してもらいます。
この患者さんも、奥歯がきれいに磨けてません。
このあとはブラッシングの指導です。
歯周病を防ぐ歯の磨き方です。
(指導の様子)
このあと、再び診察台に戻って歯と歯茎の間の歯石を丁寧に取り除いていきます。
普段の歯磨きでは届きにくい場所の清掃です。
そして最後に特殊な研磨剤をつかって歯の表面についた細菌をすべて取り除いていきます。
「定期検診」、すべての行程はおよそ1時間で終了です。
(スタジオ)
先生、この定期検診はどれぐらいの間隔で受けたほうがいいんですか?
・3〜4ヶ月に1回を目安
・年配の方は月1回。年配の人はだんだんうまく磨けなくなります。
自分で普段から気をつけておくケアはありますか?
・歯間ブラシがいい
・このように店で今は沢山売っている
とにかくこれ以上ひどくなるのを防ぐことがポイントですね。
先生、最後に歯周病予防のアドバイスをお願いします。
・年齢と共に歯はうまく磨けなくなる
・セルフケア(自分で管理する)だけでなくプロフェッショナルケア(専門家による管理)を定期的に受けてください。
けさは「歯周病」についてお送りしました。
日野出先生、どうもありがとうございました。
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