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詳’05飛翔 19歳の写真家 堀川烈(ほりかわ れつ)
(VTR)
(音トリキリ)
堀川烈くん19歳。
高校一年の時から強く自己主張してくる大阪独自の文化を写真で切り取ってきました。
若手写真家の登竜門である「富士フォトサロン新人賞」もこの大阪の写真で受賞しました。
(音トリキリ)
来月には東京での3回目の個展が予定されています。
19歳の若き実力者、堀川烈くんが今年も羽ばたこうとしています。
(スタジオ)
今年、更なる活躍が期待される人をシリーズで紹介しています「2005・飛躍」。
けさは19歳のアマチュアカメラマン、堀川 烈くんです。
堀川さんは、友人や家族など周りの人、みんなから「烈くん」と呼ばれていますので
私たちもそう呼ばせていただきます。
この方です。
小松島の神田瀬町に住んでいまして、1986年生まれの19歳。
といっても実は今日が誕生日でして、まだ19歳になったばかりです。
徳島文理大学の児童学科に通う一年生です。
烈ってかっこいい名前ですよねぇ。
これまでの主な経歴です。
2003年、なんと17歳の時にすでに東京新宿のニコンサロンで個展を開いています。
そして同じ年に若手写真家の登竜門とされる「富士フォトサロン新人賞」に最年少で輝き、東京、名古屋、大阪と各地で巡回展が開かれました。
そして、今度は来月、東京西新宿のペンタックスフォーラムで個展が開催されることになっています。
個展といっても、自分でお金払えば開けるところは東京にはいっぱいありますが、この3つは向こうから選ばれないと開けないんです。
つまり、ここで写真展ができるというのは一流の証ともいえるわけです。
そしてこちら見てください。
カメラの月刊誌「日本カメラ」にも掲載されたことがあるんですよねぇ。
さらに、今年3 月に発売される「アサヒカメラ」にも掲載されることがすでに決まっています。
堀川烈くんは高校時代から大阪の街を主に撮影してきました。
汚れのない10代の澄んだ感性が、いったいどんな写真を撮るのか取材してきました。
(VTR)
昨年暮れ、烈くんは大阪ミナミの雑踏の中に紛れ込んでいました。
(音トリキリ)
烈くんは高校一年の時に初めて訪れて以来、大阪の街にずっと魅せられてきました。
(音トリキリ)
被写体に選ぶのは鮮やかな色彩や目を引く外観で烈くんに強く自己主張してくるものです。
なかでも店頭に並べられたマネキンには強く惹かれます。
(音トリキリ)
市場もまた、烈くんのお気に入りのスポットです。
(音トリキリ)
高校3年の時、烈くんはこの大阪を舞台にした50枚の作品で、若手写真家の登竜門と言われるコンテスト「富士フォトサロン新人賞」の最優秀新人賞に輝きました。
428人の応募の中から3人。
17歳での受賞は最年少記録です。
審査員の中で一番に烈くんの写真を気にに入ったのはアラーキーこと、写真家の荒木経惟さんです。
10代の若者が嗅ぎ取った大阪独自の美学がまぶしいくらいに新鮮だと評価しました。
中でも道具屋筋で出会ったコミカルな豚の置物の写真は彼の代表作となりました。
(音トリキリ)
烈くんが本格的に写真を始めたのは中学1年の時です。
父親から一眼レフのカメラをもらったことがきっかけでした。

(音トリキリ)
父親の昌男さんは元プロカメラマンです。
全日空の広告写真なども長年担当し常に日本全国を飛び回っていました。
(音トリキリ)
実際、烈くんは詳しいカメラの使い方はわかりません。
露出なども機械任せでカメラもフィルムの要らないデジタルカメラです。
撮影した写真はパソコン画面で確認してディスクに保存していきます。
それでも色の補正や、トリミングをしないのが烈くんのこだわりです。
烈くんが初めての展覧会を開いたのは、驚くことに写真を始めたばかりの中学1年の時です。
父親に連れて行かれた沖縄で撮った写真でした。
(「フォーカス徳島」映像から)
(音トリキリ)
(大学の教室)
もともと烈くんは、その名前とは裏腹に神経質で少し内向的な性格です。
通っている大学でもどちらかといえばおとなしい方です。
しかし、写真が烈くんのその性格を少しずつ変えています。
(友人の声)
来月に控えている東京での3回目の個展のテーマは「大阪人」です。
これまで動かない「物」を中心に撮ってきた烈くんの成長ぶりがここにも伺えます。
(音トリキリ)
「ちょっと距離を置いて大阪を見て、目の少し先にカメラを置く」
被写体との微妙な距離感を烈くんは写真に閉じこめます。
(音トリキリ)
しかし、烈くんは次の個展でひとまず大阪に区切りをつけることにしました。
次に被写体に選んだのは人形浄瑠璃です。
今年は徳島を舞台に写真を撮っていきたいと考えたからです。
伝統芸能も10代の若者には大阪の街と同様に刺激的な被写体に映ります。
しかし、意外にも今の烈くんの夢はプロカメラマンではありません。
(音トリキリ)
「写真家を目指す前にまずひとりの人間として成長したい。」
プロカメラマンはそのあとの目標です。
(音トリキリ)
まだまだあどけなさが残る19歳。
堀川烈くんは着実に階段をかけのぼっています。
(スタジオ) 烈くんの写真の良さは面白いと思ったものを直撃しているところです。
これが10代の若さでしょうか。
烈くんは写真集も出してまして、これ見てみるとどれも色鮮やかで、大阪独自のあくの濃い雰囲気が出てるんですよねぇ。
来月に東京で開かれる個展のテーマである大阪の人の雰囲気も良く出ています。
プロ志望で賞を取るカメラマンはほとんど専門学校に通っているが、烈くんは全く通った経験がありません。
今の夢は保育士か幼稚園の先生と言っていましたね。
将来プロは目指してもらいたいですね。
徳島は有名な写真家も多いことですし。
今年は「人形浄瑠璃」…これからどんな写真を撮るのか楽しみです。
けさは19歳のカメラマン、堀川 烈くんを紹介しました。
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