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2004/03/01 No.8034 |
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うちのワンちゃん:ネロ | |||||||
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なつかしの徳島:徳島工業の卒業式 | |||||||
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けさの生け花:未生流笹岡・庄野富代さん |
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地元で取れた食材を地元で消費しようという、「地産(ちさん)地消(ちしょう)」の動きが全国で広がっています。
確かに最近、『食の安全性』についての関心が高まっているせいで、よくテレビや新聞で目にしますね。
県内でも三好郡山城町で今年1月、
役場や農家、学校関係者らが連携して地産地消の推進委員会を立ち上げ、町民の啓発活動に力を入れています。
「新鮮な地元の食材を将来の食文化を担う子どもたちに味わってもらいたい」という思いで始まったこの取り組みを取材しました。
(VTR)
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平石香奈子リポート
「三好郡山城町にやってきました。
タラの芽、聖護院大根、
青々とした小松菜など
山城町は農産物の宝庫なんです」
山城町は年間150種類を超える農産物を市場に出荷しています。
野菜のほか、お茶やシイタケ、また春先のこの時期はタラの芽やフキノトウなどの山菜がたくさん出回っています。
豊富に採れる食材の良さを地元の人たちに見直してもらおうと、
今年1月、山城町役場や町営の宿泊施設、農業関係者ら30人余りが集まって「たべなはれ委員会」を発足。
官民がタックルを組んで「地産地消」を推進します。
白川碧実行委員長
「社会の食生活が余りにも簡素化し過ぎて、体に悪い食べ物ばかり。
特に発育盛りの子どもには煮炊きした地域で採れるものを食べさせたいな、という思い(がある)」
山城町では去年4月から町内の学校給食の一部に地元で採れた無農薬の野菜を使っています。
児童17人が通う上名(かみみょう)保育所です。
献立の一つ、「けんちん汁」には近くの農家で作った里芋とゴボウ、こんにゃくが使われ、
またおひたしに使われたホウレン草も近所の畑で採れたものです。
これら地元の野菜、子どもの反応は上々のようです。
子どもたちインタビュー
「(ここの周りで採れた野菜は?)」
「う〜ん、美味しかった。」
(何が美味しかった?)全部!人参とか美味しい野菜を食べてみたい。
(人参作ったら残さず食べる?)うん」
保育士さん
「皆の家の近くのおじちゃん、おばちゃんが畑で作ってくれたのを上名に持ってきて高岸先生が
作ってくれたんよ。美味しいだろ?」
学校給食に地元の野菜を使うのは将来の食文化を担う子供たちに地元でどんなものが採れるのかを知ってもらうのが目的ですが、
野菜を作るのは小規模農家がほとんど。
年間を通じて安定供給が難しいなど課題はまだ山積みです。
尾田エミ子所長
「(農家が野菜を)生産していても虫に喰われたりとか、
台風でダメになることもある。
やっぱり無農薬は手間がかかる。
地域の方とのコミュニケーションを取りながら子供たちを地域で育てて、
『食』も含めて育ってくれたら良いなと思います」
また町内には農家の主婦らで作る生活改善グループが8つあって、
それぞれ山城町の特産品を加工・販売しています。
そのうちの一つ、上名地区の主婦ら4人で作る「みどりグループ」も15年前からドライブインなどでゆずみそや粕(かす)漬けを
観光客に向けて販売してきました。
平石香奈子リポート
「加工品の原料になっているのがこちらの隼人瓜(はやとうり)。山城町の特産品です」
この隼人瓜、収穫量は町内だけでも年間700キロにも上りますが、
地元でも知っている人が少ないそうです。
食の安全志向が高まる中、グループでは、これからは地元で知名度を上げることが消費の拡大につながると考えています。
滝本幸子さん
「農薬とかいろいろとテレビで言われているが、
やっぱり地元で安心して自分が作って子供たちや老人ホームなどいろんな所に出荷して
食べてもらうことが安心かな、と思う」
「たべなはれ委員会」の事務局が置かれているのが、山城町役場の産業経済課です。
事務局では今月6日、山城町の特産品を使った「料理コンテスト」を開催。
コンテストで入賞すれば学校給食の献立や町内の宿泊施設で地元の名物料理として採用されます。
平田政広課長
「今回の地産地消の運動を盛り上げて
町内の皆さんに関心を持ってもらう。
家庭の自慢料理を出してもらってそのノウハウを頂こうというのが今回のコンテストの狙い」
山城町で農業を営む、山口真由美さんも自慢の家庭料理をコンテストに出そうと考えています。
町内で生まれ育った山口さんは地元で採れる食材を知り尽くしています。
山口真由美さん
「いろんな素材があるんですが、地元の素材でも使い方を知らない、と周りの人から聞かれることが多い。
余りにも料理の種類が少ないので変わった料理を作って皆に教えて上げようと応募した」
山口さんに早速、サラダを作ってもらったんですが、
変わった野菜を見つけました。
実はこれ、ヤーコンという南米原産の芋の一種なんです。
数年前から山城町でも栽培されています。
山口真由美さん
「(どうしてヤーコンを?)」
「生で食べられるお芋なんですが、
歯ざわりがとっても良くて、アクがないのでサラダにとても美味しい」
キューリやりんごと一緒にマヨネーズで和えると出来上がり。
ヤーコンのシャキシャキッとした歯ざわりが口の中に広がりました。
続いては特産のシイタケを使った料理。
粉チーズが入ったパン粉にシイタケを丸ごとまぶして油でキツネ色になるまで揚げます。
山口さんが付けた名前もチーズとシイタケを合わせた「ちーたけフライ」というユニークなネーミングです。
山口さん、コンテストにはこの「ちーたけフライ」を出品します。
山口真由美さん
「給食とかに定番メニューとして料理が載ってくれると嬉しい」
農家の高齢化が進んでいる山城町、「地産地消」を続けるためには消費だけでなく、農業の担い手を確保していかなければなりません。
白川碧委員長
「専業農家はほとんどない。
我々みたいに退職した者が家で食べるものを作っていて、
残り物を出すという方向になろうが、それではいけないと思う。
もう少し野菜なんかを年間通じてたくさん出せるような人たちを多くしていかなと 間に合わないと思う」
(スタジオ)
食文化を若い子供たちに残そうと取り組みを始めた山城町ですが、若い後継者不足で難しい面もありますね
役場の担当者が話していたんですが、山城町は傾斜地が多く、そのため農産物を集めて回るのが一苦労なんだそうです。
消費者にとっては生産者の顔が見えて安心で安全な食べ物が手に入ることは有難いこと、地域が一体となって取り組んで欲しいですね
以上、「とっておきリポート」でした。
放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
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