2004/01/05 No.7997
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bullet2004年 最初の「おはようとくしま」

とくしまの朝:遠藤彰良 スタジオ 平石香奈子、宗我部英久
bullet遠藤彰良
bullet平石香奈子、宗我部英久

 

bulletとくしまの朝 大麻比古神社から中継

 

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 お店発見  室内スポーツの楽しめる施設 「ドリームフィールド」

 

bulletとっておきリポート
bullet 2004アテネへ レスリング・豊田雅俊選手

ハイライト  >詳細

 

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うちのワンちゃん:まりあ(トイ・プードル)

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なつかしの徳島:眉山の初日の出

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けさの生け花:未生流笹岡・近藤文甫さん

>詳細

「香奈子のとっておきリポート・レスリングの豊田雅俊選手」

今年、2004年はオリンピックイヤーですね。
今回のオリンピックは8月にギリシャのアテネで開催されます。
大舞台に向けて既に各競技で代表選考会が始まっているんですが、レスリングも例外ではありません。
こちらをご覧下さい。
穴吹高校出身で警視庁に所属する豊田雅俊(とよたまさとし)選手27歳。
先月、東京で行われたレスリングの全日本選手権で連覇を成し遂げ、アテネ五輪代表の座まであと一歩の所まで来ています。
初めてのオリンピック出場を目指す豊田選手を取材しましたので、早速、ご覧下さい。


(VTR)
平石香奈子リポート
「こちら奈良県の高校の体育館です。
 豊田選手、こちらで高校生の皆さんにレスリングの指導を行っているということなんですが、たくさんの選手が練習していますね」

この合宿は日本レスリング協会が毎年行っているもので、高校のレスリング部員、150人が参加しました。
その高校生を指導するのが警視庁の豊田雅俊選手、27歳です。
いたのちょう板野町出身で穴吹高校から拓殖大学に進学し、現在、警視庁第6機動隊に所属しています。
豊田選手は上半身のみ攻撃が許される、グレコローマン・スタイルの中でも最も軽い、55キロ級の全日本代表選手です。

平石香奈子リポート
「豊田選手、イメージより小柄な印象。身長は何センチくらいですか?」
(162センチです)
「少し私より高いくらいですが、それでも胸や腕の筋肉がすごい硬い。腕の太さも全然違いますよ。」
(トレーニングしていますから)
「調子はどうですか?」
(大分上がってきて、良い感じだと思う)

豊田選手は穴吹高校時代、全日本ジュニア選手権、全国高校グレコローマン選手権、そして国体の3冠を2年連続で手にした実力の持ち主です。



瞬発力とパワーを生かして相手を持ち上げる「リフト技」を最も得意としています。

豊田選手は前回のシドニー大会、その前のアトランタ大会とも国内選考会を兼ねた全日本選手権で優勝を逃し、代表から落選。
しかし今回、先月の全日本選手権で連覇を成し遂げ、初のオリンピック代表の座に手が届く所まで来ています。



豊田雅俊選手
「(アテネ出場について)去年の10月の世界選手権で2位になった韓国の選手と対戦したが、力的には五分、あるいは五分以上で対戦できたので自信はある」


豊田選手は来月、セルビア・モンテネグロで行われるオリンピック・トライアルに出場するため、調整を続けています。
オリンピックの出場枠を賭けた、この世界大会で豊田選手が5位以内に入れば、豊田選手のオリンピック代表がそのまま内定します。

レスリングの試合時間は3分2ラウンドと短いものの、技術、体力に加え、強い精神力が要求されます。
練習では自分で考えた筋力トレーニングを欠かしません。

豊田雅俊選手
「毎日、同じトレーニングの繰り返しは毎日、カレーを食べるようなもの。飽きもするし、変化もない。
 その中でいかにアレンジするか。『きょうはグラウンドを徹底』、『きょうはスタンドで』といろいろ変化をつけてやっている。」
「(理由?)練習の為の練習では勝てない。
 練習そのものが試合で出てしまう。普段やっていることしか本番では出ないから」

気になるオリンピック出場の可能性ですが、5年間、豊田選手を指導してきた警視庁の土方(ひじかた)監督はオリンピック出場は間違いないと話します。



土方政和監督
「彼の持ち味は瞬発力。一瞬の力を出し切る所が凄く良い。世界で勝つためには重要なこと。
(オリンピック出場の可能性?)私としては間違いなく豊田選手が取ると思っています」

オリンピック出場の知らせをふるさと故郷、徳島で待ち望んでいる人がいます。
豊田選手の恩師で、現在は貞光工業高校でレスリングを指導する藤田芳弘(ふじたよしひろ)さんです。
中学時代、柔道をやっていた豊田選手がレスリングの道に進んだのは藤田さんの勧めがあったからです。



藤田芳弘監督
「柔道とレスリングは格闘技だから共通する点はあります。豊田選手の勝負カンは抜群だった。
 高校一年生から上級生と対戦しても絶対に逃げない。
 ピンポイントで攻めて凄かった。高校へ入っていきなりベンチプレスで豊田選手が80キロか90キロを挙げていた。
 私が『ケガするから止めろ』というと『いつもこれくらいやってます』と言う。
 ガシャーンと挙げたので凄いと思った。
 彼はアトランタ大会からここだと言われていた。
 アトランタ、シドニー。そして今回。
 3度目の正直で是非、頑張ってもらいたい」

豊田選手がいつも肌身離さず持っているものがあります。
4年前に結婚した妻の純子さんと2人の男の子の写真です。

豊田雅俊選手
「財布を開けるたびに『きょう練習がキツイな』と思っても
 電車に乗る前とか財布を開けると頑張らないといけないな、と。
 家族のためにも頑張ろうと見るたびに思う。一番の理解者、妻が一番の理解者です」

家族のためにもオリンピック出場という夢を叶えたい豊田選手、
今年の抱負を本人は大の苦手だという「書初め」で表現してもらいました。


豊田雅俊選手
「こんな感じですか?『夢を信じて』。
「いろんな夢があって、僕の場合はオリンピック出場ということ。」
「常に夢を信じて生きてゆく。叶えるぞ、という思いで書いた。」
「最終的にオリンピックでメダルが取れるようにそれだけを考えて4年間やってきた。」
 そこを最終目標に精神的にも体力的にも技術面でもそこをピークに持っていきたい」

練習量では誰にも負けないという豊田選手。
オリンピック出場権を賭けて来月、行われるオリンピック・トライアルに挑みます。
頑張って欲しいですね。

恩師の藤田先生も言っていましたが、
豊田選手、実はこれまでアトランタ、シドニーと過去2回の大会でオリンピック候補に選ばれながら、
あと一歩の所で夢をつかめなかったんです。
27歳とレスリング競技者としてはピークに近い年齢だけに今年に賭ける意気込みが豊田選手から伝わってきました。

以上、「とっておきリポート」でした。

放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。

(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )

おはようとくしま 2004年の放送