2003/09/01 No.79
|
先取り、初秋の味覚 |
| メモ | 宗我部夏休み(9/5まで) |
![]() |
とくしまの朝 から中継 |
|
うちの |
|
| なつかしの 徳島 |
|
| けさの 生け花 |
>香奈子のとっておきリポート「先取り、初秋の味覚」
まだまだ残暑は続きそうですが、朝夕の気温の変化で少しずつ
秋が近づいて来ているのを感じますね。きょうはこれから旬を迎える
「秋の味覚」を紹介します。
今年は冷夏の影響もあって「秋の味覚」が出回るのが例年より
ちょっと早いようです。
(VTR)
まずは果物からです。
秋の果物を代表するものと言えば、やっぱり「ぶどう」ですよね。
粒が大きくて瑞々しくて美味しそうなぶどうでしょう。
やってきたのは麻植郡川島町です。JR学駅周辺には22戸の農家が
「観光ぶどう組合」を作っていて、ぶどう園はこの時期、
ぶどう狩りを楽しむ観光客で賑わっています。ぶどうは
夏の日照時間が多いほど甘みが増すと言われているため、
今年の冷夏に、農家の人たちは「やきもき」させられたようです。
小林仁組合長
「今はぶどうに甘みが出るのが遅れているんです。
これから天気が続くほど、糖度があがってくるので期待しています」
平石香奈子リポート
「ずっしりと重いですね、一つ頂いてみます。
甘くてとっても美味しいです。とろけるような甘さですね」
園内のぶどうは9種類。中でも全体の6割を占め、
最も本数が多いのが「ニューベリーA」です。
特徴は甘さと酸味のバランスが良いこと。店で選ぶ時は
ぶどうの皮の表面が白く光っているのが新鮮で美味しい、と
農家の人が教えてくれました。
続いて多いのが「ピオーネ」で全体の2割を占めています。
巨峰から作られた新しい品種で、粒が大きく、甘みが強いのが特徴です。
栽培されている品種はほとんどが「種なしぶどう」なので
種を出すのが苦手な人も大丈夫ですよ。
家族連れ音
「これから切って食べるところです。
木の下で食べると格別な味がします。
甘酸っぱくて水気がようけあってすごく美味しいよ」
ぶどう園の入園料は大人が1000円、子供が700円、
開園時間は午前10時から午後5時までとなっています。
ぶどう狩りは9月下旬まで楽しめます。
続いては栗です。イガに包まれた栗を見ると
秋を感じるという人も多いのではないでしょうか。
三好郡山城町は県内一の栗の産地です。
去年、農家の人たちが作った栗は合わせて45トンにも上りました。
栗の生産組合には69戸の農家が入っていて、
山城町八千代の橋本義明さんもその一人です。
平石香奈子リポート
「見て下さい、すごい綺麗な栗でピカピカ光っていますね。
身もパンパンに張って美味しそうです。大きさはどうですか?
(小さい方です。)え、これでもですか?」
55アールの畑におよそ200本の栗の木があるという橋本さん、
先月下旬から「金華」(きんか)や「国見」(くにみ)という
早生の品種の栗を市場に出荷しています。
橋本さんは今年の栗は例年より小ぶりだと話します。
橋本義明さん
「粒的には小さいと思うけど、収量はあると思う。
冷夏の影響もあると思う、長雨でな。生産量のピークは
9月中旬から23日頃だと思う。例年通りですわ」
収穫したばかりの栗を早速、頂きます。
橋本さんに七厘を借りて「焼き栗」を作ることにしました。炭火で
栗の表面が真っ黒になるまで焼いていくと香ばしい香りがしてきましたよ。

平石香奈子リポート
「ホクホクして甘い香りが口の中で広がってとても美味しいです」
栗の収穫はこれからがピークです。
一方、徳島の秋の魚を代表するのが「ぼうぜ」です。
ぼうぜの姿寿司は昔は秋祭りの料理としてどこの家庭でも作られていました。
ぼうぜは淡白な味わいが特徴です。9月から10月の秋祭りのシーズンに
獲れる魚ですが、徳島市の津田港では今年は8月頃からぼうぜが
水揚げされるようになりました。徳島市漁協によるとここ数年、
ぼうぜの獲れる時期が早くなっている、ということです。
木下功章主任
「今年もぼうぜは、お盆前から獲れ出しているので、秋祭りの時分には
ほとんど無くなる様な状態になると思う」
漁をしている張初子さん
「獲れるぼうぜは大概、小さいのから平均して大きくなってくるけど、
今年は先に大きいのが獲れた気がします。この辺ではお寿司が多い、
煮物でも焼き物でも美味しいけどね」
徳島で獲れたぼうぜはほとんど県内で消費されます。
港には同じく秋の魚、カマスも入ってきていて、港は活気付いていました。
続いて徳島市北沖洲の中央卸売市場にやってきました。
忘れてならないのが、やっぱりあれですよね。
平石香奈子リポート
「秋の味覚の王様といえばやっぱりこれ、松茸でしょう。
大きくてよい香りがしますよ。こちらは国産ではなくて、
中国から入ってきたものです」

国内産の松茸はまだ中央卸売市場に入ってきていませんが、
今年は6月頃から中国を始め、韓国や北朝鮮、それになんとメキシコ産のものまでが
市場に入ってきています。
徳島青果・中野恵次郎野菜部長
「長雨と気温が低温だったことで輸入マツタケも非常に環境が良くて
順調に入ってきています。(雨が良かったんですね?)
特に北朝鮮産が良くて例年より早く入ってきました」
ここ数年、需要を伸ばしているのがこちらのカナダ産の松茸です。
香りが強いのが特徴でキロ当たり、6000円から8000円前後で取引されています。
国内産の松茸が出回るのは今月下旬頃です。
去年は出始めの頃はキロ当たり10万円の値が付きました。
秋の味覚の王様、やはり値段も王様のようです。
市場の中はすでに秋の野菜や果物であふれていました。
「秋の味覚」はこれから旬を迎えます。
以上、「香奈子のとっておきリポート」でした。