2003/05/12 No.7838
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とっておきリポート・昔の遊びと郷土玩具
報恩寺:麻植郡鴨島町飯尾728
三谷智章(みたに・ちしょう)住職
0883-24-2949
今月5日、麻植郡鴨島町のお寺でメンコやおはじき、こまなどの昔懐かしい遊びを紹介する催しが行われました。
寺の本堂には全国各地の郷土玩具も併せて展示されていて、見応え充分でした。
(VTR)
あっ、ベーゴマですね。
昔は「バイ」って言ってました。
「ベッタ」=メンコは私、弱かったんですけど、懐かしいですね。
面白いでしょ?
昔のおもちゃって何となく温かみがありますよね。
昔の遊びを紹介する催しは麻植郡鴨島町の報恩寺(ほうおんじ)で開かれました。
「こんにちは、何をしてるんですか?」
「竹とんぼです、遊びの王者です。特別に近所の方が子供に差し上げてとこしらえてくれた」
本堂に一歩足を踏み入れると昔懐かしいおもちゃがずらりと並べられていました。
平石香奈子 「うわあ、たくさんありますね」
昭和30年代、子供たちが毎日の様に遊んだこまやメンコ、ブリキのおもちゃなどが200点以上、所狭しと並べられています。
どのおもちゃも雑然と置かれていますね!
そうです、住職は誰でも気軽におもちゃを手にとって遊んで欲しいとの思いから部屋のいたる所におもちゃを無造作に並べたんです。
中でも住職の一番のお気に入りがこちらのメンコです。
三谷知章住職
「力入れてもイカン、たくさん取れたら嬉しくてね、晩ご飯が美味しいんです」
三谷住職が全国から集めてきた昔のおもちゃは、40年間で400点以上に上ります。
部屋に並べ切れないおもちゃも蔵の中にまだ数多く眠っているそうです。
寺には子供の頃、これらのおもちゃを使って遊んだ大人たちが大勢、集まりました。
おもちゃで遊ぶ人インタビュー
「こう見ると懐かしいね。昔の玩具はのんびりした感じがする」
「(おはじき)力加減や方向が難しい。
昔懐かしい玩具で遊んだ記憶が蘇ってきて来て良かった」
とにかく忙しい現代社会、住職が昔のおもちゃを展示した理由は、おもちゃが今の、大人と子供を結ぶ接点になれば、との思いからです。
三谷智章住職
「昔は大人が子供に遊び方を教えた。今の大人は忙し過ぎる。
たまには一緒に遊ぶ必要がある」
これだけと思ったら大間違い、三谷住職はこんなモノも集めているんです。
全国各地の郷土玩具なんですが、ここにあるだけでざっと500点はあるそうです。
三谷智章住職
「最初は懐かしの玩具が主体だった。けれども種類に限界があります。
全国の郷土玩具はたくさんあるのでそれも、と始めたのが最初」
住職によると郷土玩具は江戸中期から明治にかけて主に城下町で作られたのが始めだそうです。
交通が発達していなかったため、その地方独自の風俗がそのまま反映されている所が一番の魅力だそうです。
三谷智章住職
「東北は木が豊富なので木地玩具が多い。愛知県は素朴なカラクリ玩具が多い」
三谷智章住職
「徳島の郷土玩具は伝統の藍染めに関するおもちゃです」
へえ、これは「藍蔵(あいぐら)」ですね、
そうです、これは「藍搗(あいつ)きおくら蔵」という玩具なんですが、残念ながら今では作れる人がいないそうです。
郷土玩具を作る人は全国的にも減少する一方で、これらの玩具は資料としても次第にその価値を見直されつつあります。
平石香奈子リポート
「昔はよく乗りました。意外と今でも乗れるものですね」
平石さん、竹馬上手いじゃないですか?
そうでしょ?昔の遊びは単純でとっつき易さが魅力です。
今の子供でも大人がちょっと教えて上げるとすぐに遊べるようになるんです。
本当だ、上手に独楽を回してる!
(おもちゃで遊ぶ子ども)
「面白かった」
「今の玩具と比べてどっちが面白い?¥
「両方とも面白い!」
三谷智章住職
「大人と子供のふれあいがもっと盛んになって欲しい。そしてもっとおもちゃを集めたい。」
忙しさにかまけていると子どもとの「ふれあい」って忘れがちになることも多いですからね。
そうですね、そんな時は昔のおもちゃで子供と一緒に楽しむのも良いかも知れませんよ。
この日一日、全員が子どもに帰ってたっぷりと楽しみました。放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
放送記録
とくしまの朝 徳島市国府町南井上から中継
とっておきリポート 昔の遊びと郷土玩具
お店発見 業務用食品スーパー タクト店リトルガリバー
うちのワンちゃん ひな(ウェルシュ・テリア)
なつかしの徳島
けさの生け花 未生流・櫻井和甫さん