2003/05/08 No.7837
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候補者はこんな人 B(届出順)
飯泉嘉門 候補
僕にできること ダウン症 翔生くん
未更新です。
生まれながらにして障害をもった我が子。
親は何をしてやれるのでしょうか?
きょうは知的傷害を持ったひとりの少年を紹介します。
阪野翔生(しょうき)君、16歳。
自分にできることは何か?
家族の支えを受けながら今、自分の力を試そうとしています。
(VTR)
翔生くんは遊ぶことが大好きです。
いつも明るく、元気いっぱい。
翔生くんは 今 16歳です。
翔生くんの両親。
お父さんは45歳、お母さんは40歳です。
翔生くんは障害をもって生まれてきました。
「ダウン症候群」
染色体に異常があるためにおこる障害です。
多くの場合知的傷害をともない、眼や心臓などに合併症ができることもあります。
ダウン症の子どもが生まれる確立は1000人に1人といわれています。
小さい頃は身体が弱かった翔生くんですが両親の愛に包まれて明るく元気な子どもに育ちました。
ただ知能の発達は健常者に比べると遅れました。
ダウン症は治療で治るのではなく、一生つき合っていかなければならない障害です。
両親は翔生くんのことをなるべく隠してきましたが、
小学5年生の時先生に頼まれ、障害について保護者の前で講演しました。
それ以来誰にでも話せるようになりました。
翔生くんの家は7人家族です。
おじいさん、おばあさんと弟が2人います。
翔生くんは家族で一番最後に起きてきます。
朝ご飯はいつもおじいさんと一緒です。
両親が仕事で家にいない時はいつも一緒にいてくれるおじいさん。
家族の中で一番甘えられる人です。
翔生くんはとても几帳面な性格です。
シャツのしわひとつ、ひとつまで気になります。
たとえ遅刻しそうになっても納得できないと出かけません。
翔生きんは阿南養護学校高等部の2年生。
学校までは自転車で40分です。
阿南養護学校は小学部から高等部まで知的障害をもつ子どもたち119人が通っています。
ここが教室です。
生徒数の関係で2年生と3年生あわせて7人が一緒に勉強しています。
数学の授業。
小学校低学年の内容です。
計算は大の苦手。
一番嫌いな科目ですが一生懸命考えます。
美術の授業。
この日は運動会のポスターを描くことになりました。
ところが翔生くん、まったく動こうとしません。
実は美術の先生が産休のためこの日から新しい先生が来ていました。
いつもと違う先生なので戸惑ったのかもしれません。
翔生くんは明るく人なつっこい反面、とても頑固なところがあります。
人から強制されることを嫌い、変化に対応するのが苦手です。
予定が変わるとこうして他人を拒絶することがあるのです。
これはダウン症の子どもによく見られる傾向で集団生活を送る上での課題です。
次の授業が始まるといつもの翔生くんに戻りました。
翔生くんはいつもみんなを笑わせようと思っています。
時々けんかもするけどクラスのみんなが大好きです。
そろそろ女の子を意識する年頃でしょうか。
精神的にも少しずつ成長しています。
翔生くんは3年前からここに通っています。
(徳島市青少年センター)
スペシャルオリンピックス。
1968年、アメリカで誕生した知的障害者のためのスポーツ組織です。
日本にも拠点があり、県内でもボランティアの人が子どもたちにスポーツの楽しさを教えています。
学校以外の場所へは両親が付き添わないと行こうとしませんでしたがここではひとりでも平気です。
翔生くんの世界がひとつ広がりました。
お父さんが翔生くんに与えた目標。
それはトライアスロンへの挑戦です。
トライアスロンは水泳、自転車、マラソンを順に行う過酷な競技です。
今月18日にサイパンで開催されるレースに出場します。
ダウン症のことを大会本部に相談したところ特例として12歳以下の子どもの部への参加を認めてくれました。
水泳200メートル、自転車10キロそしてマラソンが2キロです。
特訓が始まりました。
お父さんは12年前からマラソンやトライアスロンなどのレースに出場しています。
翔生くんを強い子に育てようと小さい頃から時々一緒に走ってきました。
週に2回、4キロの距離を走ります。
ことしに入って水泳のトレーニングも週に2回始めました。
実は翔生くん、息継ぎができないんです。
大会で泳ぐ距離は200メートル。
泳ぎきるには乗り越えなければならない課題です。
何度も試みますがどうしても身体が沈んでしまします。
強制されるのがきらいな翔生くんですがお父さんの厳しい指導にも食らいつきます。
苦手なことに対してこんなに頑張るのは生まれて初めてです。
この日、1時間練習しましたが結局15メートル泳ぐのがやっとでした。
ちょっと自信をなくしたようです。
体力より気力のほうが心配です。
2階の窓際。
翔生くんのお気に入りの場所です。
学校から帰ると必ずここに上がります。
好きな音楽をかけて歌うと嫌なことも忘れるそうです。
窓の外を眺める翔生くん。
空の向こうに何を見ているのでしょう?
両親が一番大切にしているのはコミュニケーションです。
学校で何があったのか。
どう感じたのか、家での対話から気持ちを理解するように努めてきました。
二人の特訓は続きました。
大会まであと2週間。
まだ息継ぎができません。
何度も根気よく教えるお父さん、それに応えようと必死です。
お父さんの言った事を確認してもう一度スタート。
今度はちゃんと息が吸えています。
その調子、がんばれ翔生くん!
25メートル初めて泳ぎきれました。
翔生くんも自信に満ちた笑顔です。
25メートル泳げた。
このことは翔生くんにもお父さんにも大きな自信となりました。
「誰かと比べる必要はない。
歩みはたとえ遅くても、ゆっくり進めばいい」
お父さんは そう考えています。放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
放送記録
ちょっと行ってみませんか お休み
けさの童謡 「めだかの学校」白うめ幼稚園(徳島市)
うちのワンちゃん アン(雑種)
なつかしの徳島 阪急水中翼船の試乗会
けさの生け花 未生御流・河野智甫さん