2003/04/21 No.7823
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ふれあいの里で山菜取り 〜勝浦町坂本
山菜採り
ふれあい山菜園
実費500円・要予約
問い合わせ 08854-4-2110春は山菜取りに絶好のシーズンですね、そこで今週は私が勝浦郡勝浦町に山菜を採りに行ってきました。
山には山菜園があってワラビやゼンマイ、イタドリなどがたくさん生えていたんですが、この山菜園を運営しているのが、勝浦町の地元ボランティアの人たちです。
春の山に一歩足を踏み入れるとあちこちでゼンマイやワラビ、フキやイタドリなどの山菜が見られます。
いやあ、採れたばかりの山菜って美味しいですよね。
そうですね、煮物や天ぷら、漬け物、どんな料理にしても美味しいですね。
平石香奈子リポート
「山の緑がとても気持ち良いですね。勝浦町坂本です。山菜採りに行って来ます」
山菜園を案内して頂いたのが、近所に住む、中川進夫(のぶお)さんです。
中川さんは子どもの頃からこの山で山菜を取っていてどこにどんな山菜が生えているかを知り尽している、町の山菜博士です。
山道を15分ほど歩くと山菜園に到着です。
平石香奈子リポート
「見晴らし良いですね、家々が見えます、気持ち良い〜」
標高250メートル、広さ30アールの緩やかな山の斜面にはワラビやゼンマイ、イタドリなどがたくさん自生していました。
平石香奈子リポート
「これがワラビ?可愛い!採れました」
平石さんは県西部山城町の出身だから、山菜は見慣れているんじゃないですか?
いえ、これだけたくさんの山菜が生えているのは初めて見ました。
これはゼンマイですね?
いや本当にたくさん生えていますよ。
ついつい欲張っちゃいました。
平石香奈子リポート
「ゼンマイの上を取るんですか?フワフワの綿を取ってツルツルです。」
「これがイタドリ、本当に良い音がします」
イタドリってポコッて音がするんですが、宗我部さん、知ってましたか?
始めて聞きました。
これはふき蕗ですね?
蕗はお寿司に入れると美味しいですね。
天気が良かったのが何より、それにしてもたくさん採れましたね?
1時間余りで買い物袋3袋分くらい採れました。
この山菜園がある場所は、昭和50年代半ばまでみかん畑が広がっていました。
ところが、安い輸入ミカンの増加と、農家の担い手が高齢になったことで最近まで荒れ地のままとなっていました。中川進夫さん
「元々はみかん畑。農家の人に去年、無償で借り受けてやっている」
山菜園は町おこしの一環として都会から観光客を招こうというものです。
管理するのは勝浦町ですが、企画・運営は中川さんら13人の運営委員に任されています。
運営委員長は近所で農業を営む、海川喜男さん、普段は中川さんと一緒に山菜園を案内しています。
運営委員といっても全くのボランティア。
町から給料が出る訳ではありません。
海川さん
「坂本地区は学校を中心にこれまで地域がまとまってきた伝統がある。これを機に大きな運動にしていきたい」
町おこし活動の起点になるのが山菜園から見下ろせる場所に立つ、「ふれあいの里さかもと」です。
児童数の減少で3年前に廃校になった坂本小学校を改築して作られた施設です。
山菜園だけでなく豆腐作り、炭焼き体験など、一年を通じて田舎の暮らしを体験できます。
平石香奈子リポート
「階段や手すりは学校の名残が残る、この部屋は元々、職員室があった場所です」
部屋は全部で7室、料金は一泊二食付きで6000円から。
35人まで宿泊することが出来ます。
和室だとゆったりくつろげますね。
夏場は少年野球チームが合宿で利用することも多いそうです。
昨年度の宿泊客は2200人余り、一年目ということもあって町からおよそ350万円の補助金が出て、何とか赤字は逃れました。
しかし施設の運営は独立採算制を取っているため、海川さんらも数年後を目途に黒字に転換させたいと
新しい企画に知恵を絞ります。
海川喜男さん
「何か新しい、この地域にしかない、体験のアイデアが生まれたら・・。」
「都会の方にもアドバイス頂きたい」
一方、中川さんは「ふれあいの里」の近くで理髪店を営んでいます。
中川進夫さん
「ごめんよ、山菜園に行とったけん」
父親から引き継いだ理髪店ですが、この時期は山菜園の案内に忙しく、店を空けることも度々です。
お客さん
「中川さんオンリーやけん、中川さんを待って、散髪してもらう」
妻・中川節子さん
「お客さんが突然来て困ることもあるが、上手いこと言って断っています。」
「(店を空けるのは)しょうがないと思う」
農業を営む海川さんも普段は自分の畑より、山菜園が気になって仕方ありません。
海川喜男さん
「すまんけんど、草刈り機貸してよ」「あの草刈り機でええよ」
海川さんは山菜園への途中に茂っている雑草をきれいに刈り取りました。
町の人たちもボランティアで働く海川さんたちを応援します。
戸田敏明さん
「(ボランティアは)大変だろうと思う。俺も協力せなイカンと思っとります」
海川さんたちを支えるのは町の人たちだけではありません。
124年の歴史を持つ坂本小学校を巣立っていった卒業生も「ふれあいの里」を頻繁に使っています。
4月に入ってすでに7組がここで同窓会を開いて、町おこしに一役買っています。
同窓会の出席者
「ありがたいと思うな」
「する人がなかったらそれなりになってた」
「一人でも多くの人に利用してもらって宣伝になれば良いなと思う」
海川喜男さん「地域の皆さんの協力が有り難い、町おこしは地域の協力がないと出来ない」
海川さんが山菜園に続いて企画しているのが「薬草園」です。
海川さんは薬草の専門書を買い込んで時間があれば勉強を続けています。
町おこしに汗を流す海川さんたちを見て、本当に頭が下がる思いでした。
(スタジオ)
勝浦町の坂本地区は昔から学校が中心となって地域が一つに
まとまっていたという話がありましたが、廃校になった今も施設を通じてまとまっているんですね。
ところで、山で採ってきた山菜なんですが、早速、私が料理しました。
どの山菜も一度に味わえるように「炊き込みご飯」にしてみました。放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
放送記録
とくしまの朝 北島町中央公園周辺から中継 チューリップなど
うちのワンちゃん ASH(チワワ)
なつかしの徳島 「のど自慢優勝者に車贈呈」 板東タツ子さん
けさの生け花 千家古流現幻華会・上田裕代さん