2003/04/17 No.7821

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どうなる市町村合併

未更新です。

徳島文理大学教授・野村隆さん

全国的に市町村の合併への動きが進んでいます。
県内でもこの1年で30の市町村が参加して8つの合併協議会が発足しましたが
このうち2つはすでに解散しました。

今なぜ合併なのか?
県内の現状と課題について検証します。

スタジオには市町村合併に詳しい、徳島文理大学 総合政策学部教授の野村隆先生にお越しいただきました。

(視聴者からの意見を募集)

それでは合併について勉強していきましょう。
いま全国で進められている合併は「平成の大合併」と呼ばれています。

市町村の数を見てみますと。
明治21年までに全国で7万1314の市町村がありました。
徳島県にも577もあったんです。
それが近代的な国家の行政サービスを行うために合併が進められました。
明治22年の「明治の大合併」で
全国・1万5859、徳島は140。
昭和28年から36年にかけて行われた「昭和の大合併」では
全国9868から3472に。
徳島で128から53へと

そして2002年(平成14年)の時点で
全国3218市町村。徳島県に50の市町村がありました。

今回の「平成の大合併」で、国は今のところはっきりした数字は打ち出してはいませんが
現在の半分以下にしたい意向です。

(野村先生の解説)
>合併の目的

>合併のメリット、デメリット

全国の市町村が合併を急いでいる理由は「合併特例法」という法律です。
合併を支援する目的でつくられた法律なんですがこの中に2005年3月までに合併した自治体に限り優遇措置があるんです。

1)合併特例債
合併に必要な事業費の95%は地方債として借りられ、返済の大部分は地方交付税でまかなえる
2)地方交付税の算定特例
合併前より地方交付税が減った場合、差額を10年間補償してくれる

さて、県内の合併への取り組みについて見てみましょう。

県内では、50市町村のうち30の市町村が参加し、8つの合併協議会が設置されました。

今のところ、一番進んでいるのは
麻植郡合併協議会で2004年10月に「吉野川市」として合併することが決まっています。
美馬郡東部・北部合併協議会が2005年1月に合併、
海部下灘合併協議会が2005年3月に合併することが既に決まっています。

その他にも
美馬郡東部・北部合併協議会、海部郡上灘3町合併協議会が発足していますが、
勝浦川・那賀川流域間1市4町合併協議会(小松島市、勝浦町、上勝町、羽ノ浦町、那賀川町)と
那賀川上流域合併協議会(相生町、上那賀町、木沢村、木頭村と丹生谷4町村)の2つは先月解散しました。

(VTR)

小松島市など1市4町でつくる合併協議会の解散は那賀川町と羽ノ浦町の脱退が原因でした。
住民アンケートの結果、合併に反対する意見が8割を占めるなど1市4街の枠組でも合併は困難になったというのが脱退した2町の言い分です。

一方、那賀郡の丹生谷4町村でつくる合併協議会では庁舎の位置が問題となりました。
上那賀町、木沢村、木頭村の3町村は上那賀町に本庁を置くことで合意しましたが、
自分の町内に置きたいとする相生町との間で調整がつかず、結局協議会は先月いっぱいで解散しました。

(スタジオ)

(野村先生の解説)

>住民の意志は尊重すべき

>庁舎の位置はIT時代にそれほど重要ではないはずだが住民感情などに影響することも

県内ではこの平成の大合併で合併に至ったところはありませんが、
お隣りの香川県ではこの1年間に2つの新しい市が誕生しました。

香川県の東の端。
かつて大川郡と呼ばれていた地域に、去年4月にできたのが「さぬき市」
今年4月には「東かがわ市」が誕生しました。

このうち「さぬき市」に注目します。
旧の志度町、津田町、大川町、寒川町、長尾町の5つの町が合併して人口が5万7772人。
ちょうど阿南市くらいの市になりました。

本庁は、合併前最も人口が多かった旧志度町に置いています。

(VTR)

さぬき市の特徴は分庁方式を採用した点です。
全ての機能を本庁に集中させず、それぞれの町にある既存の役場に本庁の機能を分散して配置しました。
例えば、特に教育に熱心だった旧津田町には教育委員会が置かれました。
また合併前からケービルテレビを放送した旧寒川町には光ケーブルによるネットワークの本部を置き情報通信の拠点としました。

当然、住民票の交付など利用頻度が高い行政サービスについては本庁以外の分庁舎でも受けられます。

(さぬき市総務部長)

住民は合併をどのように受け止めているのでしょうか?
本庁がある旧志度町で聞きました。

(市民インタビュー)

本庁から離れた旧津田町の住民は反応が少し違うようです。

(インタビュー)

(スタジオ)

本庁が地元にある町の人はあまり変わらないという意見。
本庁から離れた住民は良くも悪くも何かが変わったと感じているようですね。

(野村先生の解説)

(分庁方式を再度説明)
本庁機能として
旧志度町には、さぬき市役所本庁舎
旧津田町には、教育委員会
旧大川町には、水道局
旧寒川町には、ケーブルネットワーク
旧長尾町には、保健福祉事務所
支所機能は各庁舎で受けられる。(総務、福祉、教育分室など)

(野村先生の解説)

けさは、市町村合併についてお送りしました。

放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。

(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )


放送記録 

 ちょっと行ってみませんか 

けさの童謡 「かわいい魚屋さん」城東幼稚園(徳島市)

うちのワンちゃん サブ(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク)

なつかしの徳島 お休み

けさの生け花 未生流・松下理恵甫さん

Title から
2003 年4月10日 合併後の町名など協議
2003 年3月26日 丹生谷合併協今月末で解散
2003 年3月15日 三好郡東部 合併協議会 発足
2003 年3月12日 合併協 今月末に解散
2003 年3月6日 三好4町 合併協設置へ
2003 年2月25日 美馬郡合併協議会が発足
2003 年2月24日 徳島経済同友会が提言
2003 年2月21日 枠組み加入を正式に断る
2003 年2月20日 話し合い継続は改めて協議
2003 年2月18日 あわ北3町加入は困難
2003 年2月14日 相生町議会 合併協対応を協議
2003 年2月10日 あわ北3町が申し入れ
2003 年2月1日 美馬郡東部・北部合併協が発足
2003 年1月24日 美馬西部3町村 合併協設置へ
2003 年1月22日 合併の枠組みにとらわれず
2003 年1月14日 海部下灘合併協議会
2002 年12月25日 木屋平村議会でも可決
2002 年12月24日 合併協からの脱退を決議
2002 年12月20日 合併協設置案 脇町議会で可決
2002 年12月4日 7割が合併に関心なし
2002 年11月26日 まちづくり基本構想を承認
2002 年11月20日 あわ北4町合併検討協 解散
2002 年11月11日 海部下灘合併協 発足
2002 年11月8日 美馬町 東部3町村と合併の方針
2002 年11月6日 庁舎位置の結論出ず
2002 年10月25日 ”あわ北4町”を否決
2002 年10月11日 「知事は合併に消極的」
2002 年10月9日 一部事務組合の取り扱い協議
2002 年10月9日 6割が徳島市と合併望む
2002 年9月27日 徳島市に合併推進を提言
2002 年9月26日 山川町議会 法定協脱退を否決
2002 年9月19日 宍喰町の住民投票 告示
2002 年9月18日 土成町議会 合併反対を決議
2002 年9月12日 合併協脱退を提案
2002 年9月10日 阿波町が法定協設置を提案
2002 年9月7日 「吉野川市」と「麻植市」が候補
2002 年8月27日 あわ北4町の合併へ前向き
2002 年8月27日 職員はすべて新市へ
2002 年8月26日 有効署名数が確定
2002 年8月25日 美馬郡7町村の合併を考える
2002 年8月9日 合併に向けて初会合
2002 年8月6日 合併期日 ようやく決定
2002 年7月16日 合併の期日案折り合い付かず
2002 年7月2日 小松島など5市町 合併協設置へ
2002 年6月17日 海部町議会に法定協設置案
2002 年6月17日 小松島市議会でも提案
2002 年6月12日 知事に合併推進の支援求める
2002 年6月11日 合併協議会設置案を提案
2002 年6月7日 合併に向けて初会合
2002 年5月21日 「新設合併」案を承認
2002 年4月30日 徳島、鳴門信金が合併
2002 年4月17日 麻植郡合併協が初会合
2002 年4月1日 県内初の合併協議会発足
2002 年2月27日 三好郡の合併問題を研究
2002 年1月7日 合併に向けての支援を要請

 


おはようとくしま 2003年の放送