2003/02/13 No.7778
ここまできた 徳島の幼児教育
ゲスト:徳島文理大学教授・寒川伊佐男さん
今回取材した教室
- 七田チェイルドアカデミー(徳島市大原町中洲35-16) 088-662-5678
- スズキメソッドバイオリン教室(徳島市庄町1-6-5) 088-632-9276
- F's (そろばん教室 板野郡藍住町東中富) 088-692-4717
- アート工房「創」 (徳島市福島2丁目) 088-625-8158
- 祖川幼児教育センター (徳島市中前川町) 088-623-6600
21世紀に生きる子供たちに
私たちは何を教え、どう育てればいいのでしょうか。
子供たちの無限の可能性は
どのように伸ばしていけばいいのでしょうか。
低年齢児に対する教育、
その必要性が叫ばれる今、
県内でもさまざまな幼児教育がおこなわれています。
今朝のおはようとくしまは、
県内の幼児教育、その最先端をご覧いただきます。
(スタジオ)
「わが子にはすばらしい人生を歩んで欲しい」
ま、全ての親御さんが、こう願っていると思います。
そのために、今できることをやろう・・・というわけで
県内にも幼児を対象にした様々な習い事の教室があるのですが、
きょうはその中から5つをご紹介します。
「知育」「英才教育」など色々な言い方がなされる幼児教育。
その最先端の現場に、カメラが入りました。
スタジオにはおはようとくしまの育児相談でお馴染みの
寒川いさお先生にお越しいただきました。
(あいさつ)
先生、「幼児教育」という言葉、これはもう、すっかりメジャーになったと考えてよろしいですか?
>低年齢化が進んでいる)
(視聴者からの意見を募集)
ではまず最初に「右脳教育」ご覧いただきます。
小田さんは「右脳」の働き、知ってますか?
余り知らないけど、ひらめきや創造力をつかさどる働きがあるんでしたね?
そのとうり。虫の知らせなど、人間の勘やイマジネーションを膨らませるのに大きな影響を与えるという「右脳」、
この右脳への働きかけに重点を置いた幼児教育をご紹介しましょう。
七田チャイルドアカデミー
(フラッシュカード)
子供が本来持っている潜在能力を引き出そう。
これが、七田式とよばれるこちらの教育理念です。
創立15年を迎える七田チャイルドアカデミーは
大阪に本部を置く全国的な教室で、
徳島本部には0歳から小学6年生までの子供たち220人が在籍しています。
(菱餅のドッツ)
これは「ドッツカード」と呼ばれる教材です。
数を数字で覚えるのではなく、「量」としての概念を感覚で記憶させる力があるそうです。
またこれらのカードを次々に見せていく「フラッシュ」と呼ばれる手法は、
早く見せ早く聞かせることで、右脳に働きかけ、集中力とひらめきの力を高める効果があるとのことでした。
子供の月例や発育状況に合わせて
個性に応じた教材を使い
遊びの要素をふんだんに取り入れながら
右脳と左脳のバランスの取れた全能教育を
目指しているということでした。(1分16秒)
音生かし(この子も早く泣かずに大人に自分の気持ちを伝えて欲しい。
効果のほどは?
全然ぐずらずいつもニコニコ、人中に行っても物怖じせず
過ごせています。
言葉がボツボツ出てきて集中力がついているように思う。
将来どんな子に?
積極的な自分で考えて行動のできる子に育って欲しい。)
(うちは受験塾ではないので、
その子供たちの持っている素質が発揮できるように
手助けする教室と考えていただいたらいい。
ひらめきとか直感とか想像力が豊かな子になり、
心が豊かになる。心が豊かになれば
人に対しても優しい子供になる。うちが一番力を入れているのが
人間教育なんです。) (2分24秒)
(スタジオ)
ま、こちらの教室では、
右脳を開くもっとも効果的な方法は
お母さんが十分な愛情を注いで
子供の心を開いてあげることだと話してらっしゃいまして、
家庭での親子のふれあいなんかも
しっかりするようにと教えてらっしゃいました。
う〜ん、右脳ですか・・・。考えたことが無かった。
確かにこんな小さいときから脳に刺激を与えたら
将来、天才肌になるのかもしれませんが、、、、、
寒川先生、いかがでしたか?
答える(やり方についての批判はせずに右脳教育の是非について)
右脳の活性化と一言で言いましても、その方法にはいろいろなものがあるわけですが、
音楽や芸術も、イメージや創造性、ひらめきが必要とされる分野です。
また、昔ながらの、あの習い事も、一役買っていましたのでご覧ください。
(VTR)
こちらの教室は、いわゆる「お絵かき教室」ではなく、
工作なども取り入れた「アート工房」です。
3歳から小学6年生までの児童、およそ40人が通っています。
これをやると決められていることはありません。
先生が山積みにして提供してくれる材料を使って好きなものを作ったり書いたりするのだそうです。
工房のモットーは「好きであること。それが才能。
この日は紙粘土でかたどった鉛筆立てに色付けする作業をしていました。
(飾りつけいっぱいして、飾り物をつっている)
(やっていて楽しい!粘土を貼り付けるのが楽しい。いい気持ちになる。)
小さい子供たちのために工房独自で開発した情操教育の一つシールを使ったお絵かきです。
見て、触って、考えて、感じることで子供の五感が育つといわれています。
(お空は青と決まってはいない。オレンジで書いてもいい。
恥ずかしいと思わずに自己表現ができる
子供たちになって欲しいと。あくまでも情操教育です。)
(お願いします。)
さて、こちらの音楽教室は社団法人・才能教育研究会の創始者、
鈴木鎮一さんによる「母国語教育法」という概念を元に開かれています。
誰に教えてもらうわけでもなく、毎日の繰り返しで母国語が話せるようになるのと同じで、
繰り返しによって知識を深める子供たちは、環境次第でどんな素晴らしい才能をも開花させる、こういう考えのことなんです。
(静かにできないのであれば出て行きなさい)
県内ではバイオリンとピアノのレッスンがおこなわれていて、
2歳から高校生までおよそ40人が通っています。
小さい子供たちには必ずお母さんが付き添っていて先生の言うことを必至に書きとめていました。
(音楽を愛する心は当然身に着けてもらいたいが心が豊かな子供になってくれればいい。)
(芸術を感じる心を育てて行けたらと思っている。
もちろん、それにはお母さんの力が必要なんですけどね。
ある程度の緊張感を持ってやるというのは集中力を高めるのに必要なので規律を持ってやっている)
さて、芸術に音楽と見てまいりましたが昔から習い事の代表的存在だったそろばんも
今時の右脳教育の一環として注目されています。
創立40周年のこの教室には、3歳の子供から大人まで150人が通い、このうち6割が小学生以下の子供たちです。
一般に、計算する能力は左脳がつかさどるといわれますがそろばんを基礎とした暗算では、
頭の回転や勘の働きなどの右脳を活性化させると言うことです。
その効果が分かるのがこちら・・・。
これはパソコンを使っていますが、何をしているんですか?
画面に瞬時に現れる数字を読み取って暗算する「フラッシュ暗算」です。
そろばんを始めて1、2年たつと年齢に関係なくできるようになるそうで、
早い子では小学校に入学する頃には、3桁から5桁の暗算ができる子もいるそうなんです。
習い始めの小さな子には教室オリジナルのパソコンソフトを使って楽しいイメージ学習をしているんですね。
(スタジオ)いやあ、どこもあの手、この手で、子供たちの才能を引き出そうとしていましたが、
寒川先生、ごらんになっていかがでしたか?
>答え
やはり、右脳開発っていうのは、最近の幼児教育には欠かせないキーワードになっているんですか?
>答え
ま、好きこそものの上手なれとよく言いますが、
子供たちに何が好きかを知ってもらうために色々経験させてみるというのは一つの手段としてあるんでしょうか。
>答え
私なんかは子どもたちに英才教育的なことを何もやらせてないのでこういうVTR、
もし子育ての真っ最中に見てしまったら不安になっていたかも・・・。
>答え 不安になる必要はない
それでは、最後のVTRごらん頂きましょう。
「勉強はとっても面白いことなんだよ」ということを遊びを通じて教えている教室です。
(VTR)
国立、私立の幼稚園や小学校の受験に強いといわれる徳島市のそがわ幼児教育センターです。
「受験のための塾」というイメージですが組まれているカリキュラムの中には、
受験をイメージさせるものはありませんでした。
(インタビュー)
英才というよりも子供の知能を伸ばしたい。
頭のいい子にしたい。それは親の願い。
そのためには遊びを通して知能開発だ
たとえば神経衰弱を基本にしたこの教材。
絵と漢字が同じカードに書かれています。
子供たちは漢字を絵と同じように認識し、神経衰弱と同じように絵合わせの要領でカードを集めていくのですが、
その結果・・・・・
(教室の様子)
ええ?漢字、読んでるの?
そうなんです。「絵」として認識してきたものが「読む」という結果を生んでるんです。
このコたちは何歳?
みんな、3歳なんです。
!!
自分ができたことをお母さんに報告するのも大切な知育の一つ。
すごいね、できたねってほめてくれることが子供たちの何よりのご褒美なんですよね。
こんどは大工さんごっこです。
誰でもできる、どんな家でもできる、そういう遊びがこちらの知育のベースなんです。
(母親インタビュー)
生きるための基礎能力、そのための幼児教育だという意見でした。
寒川先生はどのようにごらんになりましたか?
>答え
けさは、県内の幼児教育、その最前線をご覧いただきました。
寒川先生、ありがとうございました。放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
放送記録 2003/02/13
けさの童謡 「とけいのうた」柿原幼稚園 (吉野町)
うちのワンちゃん ダイアン(パピヨン)
なつかしの徳島 お休み
けさの生け花 池坊・村井蘭子さん