2003/02/07 No.7775

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ことしは要注意 花粉症の最新治療

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ゲスト:徳島大学医学部耳鼻咽喉科 教授・武田憲昭さん

ことし花粉の飛散量は、日本気象協会の予測によりますと例年の2〜3倍の飛散量になるそうです。

けさは、花粉症の最新治療をご紹介します。

スタジオには徳島大学附属病院、耳鼻咽喉科・教授の武田憲昭さんにおこしいただきました。

>ことしは、花粉の飛散量が多いので要注意です。花粉が多く飛ぶほど症状も重たくなります。

治療法を紹介する前に花粉症のメカニズムを勉強しましょう。

(省略)

花粉自体は、本来体にとって毒ではないんですね?

>そうです。敏感すぎる人が花粉症になる。くしゃみも鼻水も、体にとって異物を入らせないための正常な反応ですが過敏になると不快に感じてします。

病院ではどんな診断をしますか?

>患者さんから話をよく聞いた後、血液検査、鼻汁検査などから抗体の種類を調べる。

症状が軽めの人には薬での治療になりますか?

>主なものは2種類。ヒスタミン薬、抗アレルギー薬と呼ばれる飲み薬でヒスタミンが作用するのを防ぐものなので発症してからでは効果が薄いので前もって服用することを勧める。

もう一つの種類はステロイド薬で点鼻薬、スプレーで鼻の粘膜に直接吹きかけるタイプ。アレルギー反応や炎症を抑えます。

市販の薬と医師から処方してもらう薬は効果に違いがありますか?

>市販の薬は副作用についても充分わかったものでないと許可されない。つまり新薬が開発されて市販の許可が下りるのに時間がかかる。最新の薬は医師が処方するものだし市販薬は安全性を考慮して副作用は少ないが効果がやや薄いともいえる。

薬で効き目がないという人はどうしたらいいのですか?

>症状が重たい人には手術という選択肢があります。徳島大学附属病院でよく行っているのはレーザーを使う方法です。鼻の粘膜が反応する部分にレーザーをあてて焼き固めるものです。

ガーゼで部分麻酔をかける。レーザーの装置はCO2レーザーという最新装置。浅いところまでしかレーザーが届かないので出血がほとんどない。内視鏡で中をのぞきながらの作業。レーザーをあてると白くなっていく。痛みもほとんどない。時間は片方5分ぐらい。人によっては数回受けた方がよい場合もある。入院の必要なく、日帰りが可能。

手術というより治療という感じがしますね。薬の治療と比べてどんなメリットがありますか?

>薬を飲み続けなくてよい。術後の効果は、粘膜が再生するまで1年から3年ほど持続する。

その他に最新の手術があるそうですね。

>鼻の神経を切るというもので、「後鼻神経切断術」といい徳島大学附属病院で3年前から実施している。超音波のメスでくしゃみと鼻水をおこさせる神経を切る。

痛そうに思いますがどうですか?

>基本的に全身麻酔をかけて行うので手術時の痛みはありません。

入院が必要ですか?

>1週間程度の入院が必要ですが3年以上効果が持続します。まだ新しい対処法なので実績として3年程度ということですがこれも今後経過をみていく必要がありますし個人差もあります。

神経を切るということですが、匂いがわからなくなりませんか?

>匂いを感じとる神経はまったく別なのでその心配はありません。

>花粉だけじゃなく、ハウスダストにも反応するなど一年中症状が出る人、かなり重症の人に向いていると思います。

普段からできる予防法は?

  1. 花粉の飛散が多い日は外出を控える
  2. マスク、メガネをつける
  3. 家の中に花粉を持ち込まない
  4. 洗顔、うがいをする

武田先生ありがとうございました。

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放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。

(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )


放送記録 2003/02/07

  100円のおかず ぶりの粕汁(青木訓子) 

うちのワンちゃん ペンネ(雑種)

なつかしの徳島 鯛のアパート(コンクリート製の魚礁)

けさの生け花 静香流・上地静藤さん


おはようとくしま 2003年の放送