「よしこの」などお鯉さんの歌声とインタビューの様子をリアルオーディオでごらんいただけます。
お鯉さんのホームページが開設されました!(2003/01/10)
http://www.okoisan.com
「よしこの」お正月バージョン


ゲスト:お鯉さんこと 多田小餘綾(ただ・こゆるぎ)さん
生け花草月流・出村丹雅草
スタジオには草月流の出村丹雅草さんに生けていただいたユリとランのすばらしい香りに満ちています。
けさはこのユリとランが大好きだという女性、阿波おどり「よしこの」の第一人者お鯉さんこと多田小餘綾(ただ・こゆるぎ)さんにお越しいただいています。
お鯉さんはこのお正月はどう過ごされたのですか?
答え
現在95歳のお鯉さんは、この4月で96歳、8回目の年女となるわけですがお気持ちはいかがですか?
答え
いつ見てもお元気でつややかで、かわいらしい、
その元気の秘訣は何ですか?
答え
(VTR)
今年、年女の、お鯉さんこと多田小餘綾さんは明治40年4月27日生まれで、今年96歳です。
17歳から芸妓として名をはせたお鯉さんは洋服を作って乗馬クラブに通い評判となるなど今も昔も活動的な女性です。
8歳から始めた三味線には定評があり、座敷にはお鯉さんを慕うお客さんが大勢、訪れました。
またお鯉さんの「よしこの」は、レコードで発売されたほか、ラジオやテレビにも数多く出演してきました。
色街の第一線から引退したあとも、自分の芸に厳しく、謙虚に研鑽を積み美しく歳を重ねてきたお鯉さんを、県内のさまざまな著名人や踊り子たちが今も慕い、集っています。
リウマチで両足が不自由なほかはいたって元気なお鯉さん。
その歌声は96歳を迎える今年も衰えません。
端唄「梅にも春」 伴奏:金森あけみ
梅にも春の 色そえて
若水汲みか 車井戸
音もせわしき 鳥追いや
朝日にしげき 人影を
もしやと思う 恋の欲
遠音神楽や 数とりの
待つ辻裏や ねずみなき
逢うてうれしき 笹きげん
恋者ができたら あがりゃんせ 笹もっといで
(スタジオ)
今週月曜日に収録したお鯉さんの端唄「梅にも春」を聞いていただきました。
今の端唄は、聴いたことがあります、
新春にふさわしい唄ですよね、、、
さ、それではもう一曲ごらん頂きましょう。
次は「万歳」(まんざい)という唄です。
お鯉さん、これはどういう唄ですか?
答え(浄瑠璃の中のめでたいものをまとめた唄。色街の婚礼では必ず歌っていた唄。)
歌詞の中にはおめでたいものがたくさん出てきます。
それでは、ご覧ください。
番組内容をWindows Media Player
でごらんいただけます。>>>
唄「万歳」
徳若に ご万歳(まんざい)と
御代も栄へまします
愛嬌ありける 新玉の
年立ちかへる あしたより
水もわかやぎ 木の芽も栄へ
栄へるこそ まことに目出度う 候ける
ヤショメ ヤショメ 京の町のヤショメの
売ったる物は 何に何に
大鯛、小鯛、ブリの大魚や
アワビ、サザエ、はまぐりこ
はまぐり はまぐり はまぐり
見さいなと 売ったる物は 何に何に
宝治まる 鶴亀
門には門松 瀬戸に瀬戸松
そっちも こっちも 幾年の御祝
御代こそ目出度けれ
(スタジオ)
この唄は、今ではあまり歌われないとききましたが、
珍しい唄なんですか?
答え
ところで、お鯉さんは唄を歌うときには
きめていることがあるんです。
唄う日の前日から一滴の水も飲まず食わずで
本番を迎えるんですよ。
今回の収録でもそうだったんですよね?
答え
さて、今年、年女であるお鯉さんは、今年8月に、ある大きなイベントを考えてらっしゃるということです。
どんなイベントですか?
答え
「夢」は、ありますか?
答える(100歳になってもよしこのを唄う)
それでは、お鯉さんの人生そのものとも言える「よしこの」を最後にごらん頂きましてけさは終わりにしたいとおもいます。
けさのよしこのは、お正月用にお鯉さんが考えられた特別バージョンです。
どうか、お元気で、8月のリサイタルをぜひ成功させてくださいね。
100歳のよしこのも、楽しみにしております!
「よしこの」お正月バージョン
目出度 目出度が
三つ重なりて
庭に鶴亀 五葉の松
笹山通れば 笹ばかり
いのしし 豆食って ホイホイホイ
阿波の殿様 蜂須賀様が
今に残せし 阿波踊り

放送台本から抜粋。細部では実際に放送された内容と違うところがあります。
(This is an uncorrected transcript for site edition ,different from real program. )
担当 網師本祐季(年始企画)