2000/10/10
「脱・過保護〜ユニーク幼稚園の一日」
「けがなんてへっちゃら」
子どもたちが元気に山を駆け回る学校が阿南市にあります。
たくましい子育てをめざすこのユニークな幼稚園に
今、人気が集まっています。
(スタジオ)
リポーター・宮田はるな
ゲスト・お山アーリースクール・理事長森岡稔人さん
(説明)
お山アーリースクール
阿南市見能林町。阿南中学校の近くの山の中
三歳から五歳までの96人が通う。
幼稚園の認可を受けていないので「私立の無認可保育所」
お山アーリースクール理事長 森岡稔人さん
(VTR・午前中の生活) 動画を再生できます。Real Player(午前中の生活)
田んぼが広がる阿南市見能林町。
お山アーリースクールは
平野部から来るまで数分登った山の中にあります。
全7時を過ぎると子どもたちが登園してきます。
けれども、車を降りてからは
子どもは一人で幼稚園までの坂道を
歩いていかなければなりません。
脱過保護の教育は、すでにここから始まっています。
(リポート)
学校は周囲を山に囲まれて広々としています。
みんなが揃うまでの自由時間、
子どもたちは裏山にバッタを捕りに出かけました。
実は、周りの山は、
園を経営する森岡さんの所有地です。
山善対が幼稚園の敷地、
つまり子どもたちの遊びの場なのです。
午前9時20分。
教室での時間が始まりました。
教室にイスや机はありません。
みんな、裸足で正座していました。
これも学校の方針の一つです。
教室で30分ほど過ごした後
再び外へ出ます。
この日は運動会の練習がありました。
(リポート)
かけっこは校庭だけでなく、
輪まりの山の地形を使って行われます。
石ころがごろごろしているきゅうな坂道を
子どもたちは全速力で走っていました。
集会コースの最後は上り坂です。
男の子も、女の子も
全員が最後まで走り抜きました。
今度は校庭に上半身裸になった男の子たちが現れました。
運動会で披露される、組体操の練習です。
教える森岡さんも裸。徳商野球部の監督時代を彷彿とさせる
厳しい声が飛びます。
運動会の練習は約一時間。
しかし、午前中のメニューはこれだけではありませんでした。
きついとはいえ、
4、5歳児が参加するお散歩。
たいしたことはないと思っていたんですが・・・。
リポート
散歩というよりは、まさに山登りです。
この山もすべて森岡さんの所有地です。
しかし森岡さんは、わざと充分な整備をせずに
散歩のコースにしています。
そして恵まれた自然を活かしたこの散歩は
お山アーリースクールの日課となっていあmす。
北の脇海水浴場や橘湾が見渡せる心地よい場所で
しばらく休んだ後、
今度は竹林を通って帰ります。
子どもたちにとって山は、ごく当たり前の
遊び場となっていました。
子どもたちは、こうして
毎日自然とふれあいながら
たくましさを身につけていくということが
よくわかりました。
(VTR・午後の様子) 動画を再生できます。Real Player(午後の生活)
山の散歩を終えて、お昼ご飯の時間を迎えます。
献立は野菜が中心です。
そして、きちんとした姿勢で食べるため
全員、正座するよう指導しています。
昼食の後、今までの騒がしさが嘘のように静まりかえります。
お昼寝の時間です。
寝間着に着替えた子どもたちは、
ぐっすりと眠っていました。
先生の号令で一斉に起きあがった子どもたちは元気そのもの。
すぐに布団と、寝間着を片づけます。
寝間着は最後までていねいに畳む習慣が身についています。
先生は遅いこの傍らで最後まで見守ります。
雑巾掛けが終わると、日課はこれでおしまいです。
再び遊んだりしながら保護者のお迎えを待ちます。
迎えにきた保護者からは、
お山アーリースックールの教育方針に
心から満足しているとの声が聞かれました。(スタジオ)
リポーター・感想、補足
森岡さんへのインタビュー
(スタジオ)
インタビュー
けさは、
阿南市のお山アーリースクールの一日を
ご紹介しました。