第16回 昭和21年(1946年)

出来事 「極東国際軍事裁判開廷」
 (旧日本帝国の中枢にいた政治家や軍人ら主要な戦争指導者「A級戦犯」に対する裁判 )
「海外でもB級・C級戦犯の裁判」
 (非人道的残虐行為に直接関係した戦争犯罪人が現地で裁かれる)
「引揚船入港」
 (樺太やシベリアで抑留されていた日本人を乗せた船が函館や舞鶴に入港)
「南海道大地震」
 (四国を中心にM8.1の大地震が襲う 津波により大きな被害 死者1330人行方不明102人)
「戦後第1回総選挙」
 (婦人が参政権を行使した初の選挙 婦人代議士が39人誕生)
「歌舞伎俳優・片岡仁佐衛門宅で5人惨殺」
 (同居人の座付き作者が普段から食事にあたって不当な扱いを受けたという恨みによる犯行)
世相 「闇市が栄える」
 (イモや雑炊の立ち売りから日用品、アルコールを水で割っただけの「バクダン」も登場)
「1000万人飢餓説」
 (前年の天候不順による凶作や戦争で働き手を失った農家の生産意欲の欠如で食料危機に)
「女性が洋裁学校へ殺到」
 (再開された洋裁学校に長蛇の列 あかぬけたアメリカファッションに憧れる) 
ラジオ 「家族の消息をラジオで放送」
 (「復員だより」から変わった「尋ね人」は効果が大きく消息の判明率は40〜50%に達する)
「平和の歌が人気」
 (「のど自慢素人音楽会」開始 「カーン残念でした!」が流行語に 「ラジオ歌謡」で平和を実感)
「カム・カム・エブリボディ」
 (平川唯一講師による「カムカム英会話」が大人気 発売テキスト50万部を越え英語ブームに)
「紅白音楽試合」
 (「紅白歌合戦」のルーツ 司会は水の江滝子と古川緑波 高峰秀子、霧島昇、ディック・ミネら出演)
「話の泉」
 (日本初のクイズ番組 アメリカの「インフォメーション・プリーズ」にヒントを得る)
映画 「GHQがアメリカ映画の輸入を再開」
 (「春の序曲」と「キュリー夫人」が復活第1号)
「拳銃の町」
 (ジョン・ウェイン主演の戦後初の西部劇)
「カサブランカ」
 (ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマン主演 43年度アカデミー作品賞監督賞受賞)
「我が道を往く」
 (ビング・クロスビー主演 「ゴーイング・マイ・ウェイ」が流行語に)
「望郷」
 (ジャン・ギャバン主演のフランス映画 戦前に輸入されたものを再上映)
「わが青春に悔いなし」
 (原節子主演 戦後初の黒沢映画)
「七つの顔」
 (片岡千恵蔵主演の探偵・多羅尾伴内シリーズの第1作)
「はたちの青春」
 (日本初の「接吻映画」 オキシドールをしみこませた小さなガーゼをはさんで演じる) 
スポーツ 「プロ野球公式戦再開」
 (金星・近畿・巨人・阪神・阪急・セネタース・太平・中部日本の8球団 優勝は近畿)
「赤バット・青バット」
 (巨人の赤バット・川上哲治の弾丸ライナー、セネタースの青バット・大下弘のホームランに沸いた)
「第1回国民体育大会」
 (8月夏季大会を宝塚で11月秋季大会を京都・大阪・兵庫・滋賀で開催 夏秋7000人が参加)
漫画

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流行語
「サザエさん」
 (夕刊フクニチで連載が始まる)
「軍靴」
 (戦時中の軍靴は丈夫で「2500万足の靴不足」の時代には貴重品 通勤・通学にもはく)
「升」
 (量目の信用できる自分の升を携えて買い出しに行くなど取引は真剣)
「りんご箱」
 (家具にまで手の回らぬ庶民が青果物店からもらった箱を勉強机やちゃぶ台に使った)
「チューインガム」
 (チョコと並んで子供達に大人気 米兵に群がってねだった)
「ギブ・ミー・チョコレート」
 (「ハロー」「サンキュー」とともに子供達がジープの米兵に呼びかけた)
ヒット曲 愛のスウィング/池真理子
朝はどこから/岡本敦郎
かえり船/田端義夫
悲しき竹笛
/近江俊郎、奈良光枝
黒いパイプ/二葉あき子、近江俊郎
青春のパラダイス/岡晴夫
旅役者の唄/霧島昇
東京の花売り娘/岡晴夫
リンゴの唄
/並木路子、霧島昇
麗人の歌/霧島昇
別れても/二葉あき子


※ ピンク色のタイトルは放送された曲です

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